ちゃんぽんの名前を聞けば、誰もが「長崎ちゃんぽん」をイメージするでしょう。しかし、和歌山県田辺市の江川地区で味わえる「ちゃんぽん」は、全く違う食べものです。提供するのは、いずれもお好み焼き屋さん。ということは…?
お好み焼き「はまちゃん」で試食
古き良き港町の雰囲気を今に残す田辺市江川地区。そんなに広くない地区に、お好み焼き屋さんが点在し、各店で「江川ちゃんぽん」というメニューを出しています。その中のひとつ「はまちゃん」の店主・浜本広子さんに、江川ちゃんぽんを作ってもらいました。
うどんとそばを“ちゃんぽん”して焼く!
熱々の鉄板の上に牛肉とキャベツを炒め、うどんとそばを1玉ずつイン。ちゃんぽん(混ぜ合わせ)し、天かすや鰹節を加えた後、卵と濃厚ソースで仕上げます。
元々は漁師さんのリクエスト?
あっという間に「江川ちゃんぽん」(700円)が完成! この匂いをお届けできないのが残念です(笑)。さてさてお味の方ですが、2種類の麺が混ざり合った面白い食感で、いい具合に甘辛いソースが絡んで美味。
昭和レトロなお店を食べ歩き!
では、なぜこの地区で「江川ちゃんぽん」というメニューが生まれたのでしょうか? 浜本さんの話では、かなり昔に漁師さんから「お腹空いているから、うどんと焼きそばの両方を一緒に焼いて!」のリクエストがあり、誕生したとのことです。
この「はまちゃん」はじめ、「ヒロ」「はなまる」「はまだ」など、江川ちゃんぽんを出すお店はいずれも昭和レトロな雰囲気です。味わいは各店オリジナルなので、食べ歩きも楽しそうですね。ソースもの好きなら、なおさら!
名称 | お好み焼 はまちゃん |
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所在地 | 和歌山県田辺市江川6-47 |
電話番号 | 0739-25-5230 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:00~20:00 |
定休日 | 月曜 |
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※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
彷徨うEditor。昭和末期、新宿スタジオALTAから全国ネット放送出演3回、ツッコミ担当。20世紀末、和歌山ラーメンブーム仕掛け人の1人。