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淡嶋神社ひな流し

女性必見! 淡嶋神社で行われる3月3日の「ひな流し」【和歌山市】

公開日 2022.02.02

和歌山市加太にある「淡嶋神社」。人形供養とひな祭り発祥の地として有名で、全国からさまざまな種類の人形が奉納されています。中でもひな人形は、毎年3月3日に「ひな流し」という神事が行われるので、合わせて詳しくご紹介します。

人形供養、ひな祭り発祥の地とされる女性のパワースポット

淡嶋神社

<アクセス>

南海和歌山市駅から南海加太線に乗車して、約30分で加太駅に到着。駅からは加太の小路を20分歩くと「淡嶋神社」にたどり着きます。
淡嶋神社境内
淡嶋神社系統の神社は国内に1000社ほどありますが、当神社はその総本社であり、和歌山県内でも屈指の歴史を誇っています。また婦人病、安産祈願、恋愛成就などのご利益があるとされ、女性のパワースポットとして多くの人が訪れます。参拝無料。
淡嶋神社おひなさま
同神社は、人形供養と「ひな祭り」発祥の地として有名で、全国各地からさまざまな種類の人形が集まってきます。拝殿には供養のために納められた無数のひな人形や市松人形でぎっしり!

毎年3月3日に行われる神事「ひな流し」

淡嶋神社ひな流し
※写真は和歌山市提供
淡嶋神社ひな流し
※写真は和歌山市提供

「ひな流し」とは、誕生した姫の初節句の際、同神社に一対のひな人形を奉納する紀州徳川家の慣習が発祥とされる行事。淡嶋神社は、全国の流しびなの行き着く先で、ここから神々の国に旅立つともいわれています。

3月3日の正午に、女の子の健やかな成長や幸せを願って「ひな流し」を実施。奉納されたひな人形と、願い事を書いた形代を3隻の白木の舟に乗せ、宮司のお祓いを経て海に流します。舟は女性の思いを込めたひな人形でいっぱいに。

縁結びや安産祈願など女性のためのお守りが多数

淡嶋神社おまもり
ご祭神は、薬の神様とされる少彦名命(すくなひこなのみこと)で、特に女性の病気回復や子授け、安産など、“女性のための神様”として信仰を集めています。女性が注目したいお守りが豊富です。

加太ならではのグルメやお土産が揃う参道

淡嶋神社参道
淡嶋神社の門前にある参道では、加太で獲れる天然の真鯛料理、しらす丼、つぼ焼きなど、加太ならではの新鮮な海鮮料理が堪能できます。ほか、海産物のお土産も購入できるので、淡嶋神社に行った際はぜひ立ち寄ってみて。


※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。