
食卓に“ほくほく”のごはんがあるだけで幸せ。大きな口を開けて“もぐもぐ”。大きな釜で炊くごはん。一人用の釜で出されるごはん。こだわるお店のごはんはやっぱり旨い。ちょっとしたおかずや漬物で何杯でもいけちゃいます。
目次
香り、甘味、粘りが違う
釜で炊き上げるご飯が逸品
WAKAYA 津屋
開店前は釜炊きで大忙し。職人的な勘で薪をくべて、火加減を確認し、炊きあがりを見極めます。秒単位で釜から目が離せません。
薪の種類やくべ方にも気を配り、「おいしいごはんを食べたい」という常連のためにも、毎日炊き続けています。
薪でごはんを炊くことで、香り、旨み、粘りがちがうので、風味豊かなご飯が炊きあがります。パリパリのおこげができるのも釜炊きならでは。ご飯のお供がさらに味を引き立てています。ごはんは3杯までおかわりOK!
名称 | WAKAYA津屋 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市和歌浦東2-6-2 |
電話番号 | 073-444-0525 |
営業時間 | 11:00~14:00(OS13:30) お弁当10:30~18:00 |
定休日 | なし |
季節に合わせたお米を羽釜で丁寧に炊き上げる
紀州のしずく
1人用の羽釜で炊くごはんがおいしいと評判。お米屋さんと相談して、その時期のおいしいお米を厳選。全ての定食で出される羽釜ごはんは、弱火で20分かけてじっくりと炊き上げ、あつあつの状態で提供されます。お茶碗に2杯分もあるのでボリューム満点。
福井県産の「コシヒカリ」。蓋を開けるとごはんの香ばしい香りが食欲をそそります。
一番人気「しずくの満足定食」。羽釜ごはん、週替わりの魚、竜田揚げ、小鉢、味噌汁、漬物とおかずも。
名称 | 紀州のしずく |
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所在地 | 和歌山県和歌山市十三番丁34 |
電話番号 | 073-499-4997 |
営業時間 | 11:30~14:00、17:30~23:00 |
定休日 | 日曜、連休の場合は月曜日 |
土鍋炊きのほくほくごはん
おいしさとコクを感じて
ヒコタロウ
「土鍋で炊くと、お米本来の味が凝縮され、濃厚でコクが出るんです」と話す、店主の亀田ももさん。炊き込みご飯も同様に土鍋を使用し、その美味しさゆえに、おかわりOK!!(1回のみ。2杯目は白ごはん)。
メイン料理3種類から1つと、手作りのおばんざい8種類の中から3つを選びます。3階は座敷でのんびり。人気なので予約がベター。土鍋で6号の米を炊くこと1日3回。しゃもじで出来立てをほぐすと、美しい湯気と、白ご飯独特の香りが広がります。
「おばんざいランチ」。この日は天ぷら盛り合わせをチョイス。おばんざいの器もとってもかわいいです。
名称 | ヒコタロウ |
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所在地 | 和歌山県和歌山市北相生丁19 |
電話番号 | 080-3854-0326 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 水・木曜 ※SNSで要確認 |
白ごはんのおいしさを究極に味わえる
食堂ことぶき
和歌山県内の山里にある農家が、無農薬・減農薬で作るキヌヒカリ。一日の寒暖の差が大きい高地で育つから特においしいと評判で、三重県伊賀「土楽窯」特製の土鍋で一つ一つ炊き上げます。蓋を上げると、ふっくらつやつや。頬張れば感じる旨みと甘味。旬の食材を使った手作りの“おかず”と交互にいただけば、この上ない幸福感。
どうしたらおいしいごはんが炊き上がるのかを思って作られたという土鍋。お茶碗1杯少々の量。
「一汁三菜」。肉料理・魚料理・野菜のバランスが素晴らしい。また、みそ汁も正しく旨い
※撮影用に、お茶碗にごはんを先に盛っています。
名称 | 食堂ことぶき |
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所在地 | 和歌山市畑屋敷葛屋丁22 |
電話番号 | 073-422-0559 |
営業時間 | 平日11:00~15:30(OS15:00) 土・日曜11:00~21:30(OS21:00) ※当面は17:30まで |
定休日 | 木・金曜 |

※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。
※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
昭和末期、新宿スタジオALTAのステージから全国ネット放送出演3回、ツッコミ担当。20世紀末、和歌山ラーメンブーム仕掛け人の、案内人。彷徨うEditor。写真は和歌山市立砂山小学校入学式前、当時の自宅付近。ネームは悲運の名馬より。