2022年04月01日 15:00
全国に拡大中の無人店舗で24時間餃子が買える「餃子の雪松」。和歌山県内には和歌山市、海南市、有田市と3店舗あります。賽銭箱をイメージする料金箱にお金を投入する昔ながらの無人販売スタイルで、万引きや盗難を心配する声も聞こえてきますが大丈夫のよう。
“24時間無人直売”という販売形態が話題を集め、さまざまなメディアで取り上げられ一躍有名になった「餃子の雪松」。和歌山に上陸したのは2021年7月のこと。和歌山県内には和歌山店(和歌山市小雑賀)、海南店(海南市重根西)、有田店(古江見)と3店舗あります(2022年3月31日現在)。販売いているのは冷凍生餃子1000円(36個)と雪松特製ダレ200円(90g)のみ。
餃子といえば「餃子の王将」が知名度抜群、和歌山県人はいまだ「来々軒」を懐かしむ人もいるかもしれません。「餃子の雪松」って一体どこの餃子でどんな味? 気になりますよね…。
「餃子の雪松」のルーツは、群馬県みなかみ町の温泉街にある1940年創業の「お食事処(どころ)雪松」にあり。有名人がお忍びで通うという名店の名物が餃子というわけ。3代にわたって秘伝の名物餃子が受け継がれていて、その味をもっと多くの人に知ってもらいたいと、東京のとある会社がプロデュースして誕生したのが餃子専門店「餃子の雪松」。
広報担当者に話を聞くと、「野菜中心の雪松の餃子の味を守りつつ、手軽な冷凍餃子にすることは本当に苦労しました」と。あえて焼くという一手間を残してあるのもこだわった点だそうで、「ご家族で、友人と、お一人さまでも焼くという工程を楽しんでいただき、焼き立ての味を堪能してほしい」と答えてくれました。
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その味はというと。国産キャベツなど野菜中心のあんが薄い皮でふんわりと包まれていて、肉々しさが少なくミンチがあまり得意でない筆者好み。ニンニクはガツンと効いていますが、食感が軽いのでパクパクと食べられます。
タレは冷蔵庫で別売り。少し酸味が強めでニンニクのパンチが効いたある餃子をさらりとさせる感じ。
ショーケースから商品を取り出し、賽銭箱を思わせる料金箱に料金を入れる販売形態は、昔ながらの野菜の直売所に着想を得て採用。万引きや盗難防止のために監視カメラが設置されてます。単純明快な販売方法なので間違えるということはなさそうだけど、店内のモニターで「買い方」を説明。焼き方はホームページでも丁寧に説明されているので心配無用。
1商品につき持ち帰り袋は1枚、保冷剤は2個まで無料。保冷バッグは100円で販売しています。店外にはトイレも完備されていてなんとも親切。
ぜひぜひ、一度ご賞味あれ!
※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。
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