肉や乳製品などを使わず、植物由来の食品だけで作る「ビーガン料理」が注目されています。そんな中、野菜料理のパイオニア・大平哲雄さんがオーナーシェフを務めるレストラン「Leaves of grass kimino」が紀美野町の広大な敷地にオープン。野菜の旨みを味わって!
目次
「Leaves of grass kimino」オーナーシェフ
大平哲雄さん
【プロフィル】
東京都生まれ。世界各地を巡り、野菜料理を研究。都内で店を持つ他、料理本を出したり、大手企業の商品をプロデュースしたりと幅広く活動。2021年から家族で和歌山県に移住
自然の中でゆったり、野菜料理を堪能
周囲に広がる山々を眺め、近くを流れる川のせせらぎを聞きながら、大平さんが手掛ける料理を堪能。毎朝、自家農園で採れた野菜やハーブ、果実は厨房へ。「イタリアンとフレンチのいいとこ取り。“野菜料理は質素”というイメージを払拭したい」と言うように、トリュフなどの高級食材を取り入れ、繊細でいて大胆、華やかな料理が楽しめます。メニューは昼・夜のコース料理となります。
山の中、黒い外壁が目印。さまざまな植物に囲まれ、すてきな空間
入口を入ると、大きなシンボルツリーが。各所に植物が置かれ、室内なのに自然の中にいるような感覚に
木の温かみある店内。食器はもちろん、家具、照明、内壁と全てにこだわりあり。窓から見える景色は最高です
野菜の旨みがたっぷり、一度は食べたい「Plant baseハンバーグ ほうれん草のクリームソースと旬菜のガルニチュール」。食べ応えもあり、好評です
「根菜のボロネーゼ ゴボウとショウガのフリット添え」。10種類の野菜を使ったボロネーゼソースを味わって
熟成させることで甘味を引き出した「2年熟成ゆり根のポワレ」。季節野菜はそれぞれ調理法が異なるのが魅力です
オーガニック食品や植物、オブジェが並ぶ雑貨店
レストラン横には、植物、インテリア雑貨などを販売する店が、2022年5月頃に完成する予定。グリーンコーディネーターがセレクトした植物や、インドネシアのガラス職人によるガラスのオブジェなど、こだわりが詰まっています。また、昨年、岩出市内にオープンしたカフェとオーガニック食品店「ザ・プラント・ベース」で人気の商品もあり。時期により、自家農園で採れた野菜が並ぶことも。
マグカップなどの他、大平さんプロデュースのカレーやパスタソースなども販売
木の上に溶けたガラスを押し当て、息を吹き込んだ手作り、1点物のオブジェ
※雑貨店の写真はイメージ
レストランから臨む山々や川
広大な敷地に自家農園があり、さまざまな野菜を栽培。オリーブやフィンガーライム、ハーブなども植えられています。朝、収穫したものを直接レストランへ。素敵なロケーション、おいしい料理に心も踊ります。
山々に囲まれ、自然を満喫。思わず時間を忘れていまいそう
貴志川の上流。川の音を聞き、リラックス。
春夏秋冬味わいたい料理と景色です
名称 | ビーガン料理専門 レストラン Leaves of grass kimino(リーブス・オブ・グラス・キミノ) |
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所在地 | 和歌山県海草郡紀美野町三尾川898-1 |
電話番号 | 0734-95-3031 |
営業時間 | ランチ11:00~13:00、13:00~15:00 ディナー18:00~21:30 ※完全予約制 |
定休日 | 月・火曜 |
web | https://www.leaves-of-grass-kimino.com/ |
※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
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