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白樫木材 熊野産ヒノキ100%「木香浴」を商品化【和歌山県】

公開日 2021.04.26

木の神様が棲む国を意味する「木の国」と呼ばれてきた和歌山。優れた木材を生み出す林業地でもあるこの地で、昭和3年白樫木材は創業。創業当時から大切にしてきた「熱く新しくあろう」とする心とこれからの未来に繋がる「消費する木材」の考え方の元木の循環を促す自社製品の商品開発を行っています。

熊野産ヒノキ100%「木香浴」を商品化

1個1000円で販売
白樫木材

外材、プレカット加工が木造建築物の主流になりつつある中、木材の“国産国消”にこだわり、良質の紀州材の価値を提案している「白樫木材」(和歌山市築港)が、熊野ヒノキの香りが心地よく漂う「木香浴」(写真)を商品化しました。
森林を守るために間伐された熊野産ヒノキの角材にスリットを入れ、磨いて仕上げた“100%天然ヒノキ”製品。玄関やリビング、寝室などに置いておくと、ふとしたときにヒノキ特有の香りが感じられ、癒やされます。「木が乾燥してきたら、霧吹きで水を吹きかけたり、サンドペーパーで磨けば、香りが持続します。主張しすぎない香りが特徴」と、代表取締役の白樫啓一さん。「木香浴」は1個1000円。同社で購入できます。
同社は、市場に流通しにくい「虫食い材」を使ったベンチ「アドベンチー」や園児用の椅子、積み木「ひのきくん」などを自主企画で商品化しています。

アドベンチー (1)
角材2本でできた、シンプルで美しいベンチ。見た目に反し抜群の座り心地に驚き。
ひのきくん
国産の天然無垢ひのきで、やさしい香りと手触りが、頭と心を癒す創造性を育む積み木「ひのきくん」