受験シーズン、いよいよ佳境! 親御さんの心配も今がピークでしょう。目標に向かって頑張るお子さんに、塾の前、または夜食に「おにぎり」を。和歌山のおにぎり作家が考案した、栄養のバランスが良く、験も担げる「おにぎり7選=神セブン」を紹介します。
目次
“見守りの愛情”を込めて
「ハートのオムライスおにぎり」
愛情を口にするのはなかなか難しいですが、おにぎりでなら気持ちを伝えられそう。ハート型の中身には、枝豆とコーンがゴロゴロ。スマイルは、受験生を見守る親の気持ちを表現。
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
卵…1/2個
冷凍枝豆…大さじ1/2
冷凍コーン…大さじ1
ケチャップ…適量
板のり…適量
塩…少々
<レシピ>
- コーンと枝豆を解凍する
- ご飯に枝豆とコーン、塩を混ぜてハート型のおにぎりを作る
- 薄焼き卵を作っておにぎりを包み、のりとケッチャプで顔を作る
努力しか勝たん!
「ビッグカツおにぎり」
「えっ、お菓子!?」…これが案外ご飯とピッタリ。工程はとても楽チンで、シンプルな塩むすびに、大葉とビッグカツ、とんかつソースをオン。大(ビッグ)勝利(カツ)を願って。
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
ビッグカツ(駄菓子)…適量
大葉…1枚
とんかつソース…適量
塩…少々
<レシピ>
- 塩を混ぜたご飯でおにぎりを作る
- おにぎりの上に、大葉、ビッグカツをのせ、最後にとんかつソースをかける
腹ペコ受験生も大満足
「ピザ風おにぎり」
育ち盛りの受験生は、ジャンクフードに手を出しがちなのが心配。でもこれなら栄養面を考慮した一品で、さらに食欲も満たします。「もう1個!」のリクエストに思わずニッコリ。
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
バジル…1枚
シュレッドチーズ…大さじ1
ケチャップ…大さじ1
砂糖・しょうゆ・オリーブオイル…各適量
塩…少々
<レシピ>
- 塩を混ぜたご飯でおにぎりを作る
- ケチャップ、砂糖、しょうゆ、オリーブオイルで作ったソースを①の上に塗り、バジルとシュレッドチーズをのせて、オーブントースターで焼き目がつくまであたためる
これ1個でまんぷく
「鮭とブロッコリーのおにぎり」
具だくさんのおにぎりは、1個で満足感を得られるのが魅力。鮭とブロッコリーは、お弁当用の冷凍食品を使ってもOK。おいしくて便利な具材です。勉強で疲れた体に栄養補給を!
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
焼き鮭…1切れ(60g)
ブロッコリー…10g
白ごま…大さじ1/2
<レシピ>
- 焼き鮭は骨と皮を取り除いて身をほぐす
- ブロッコリーはゆでて小さくカット
- ご飯にすべての材料を混ぜ合わせておにぎりにする
和歌山流のヘルシーレシピ
「サラダチキンと梅のおにぎり」
まんまる赤い梅干しって、見た目から縁起が良さそう。梅干しと相性ぴったりな具材・サラダチキンは、ヘルシーフードとしても人気です。和歌山素材の底力で、受験生を後押し!
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
サラダチキン…20g
梅干し…1個
乾燥バジル…適量
<レシピ>
- サラダチキンは一口大にほぐし、梅干しは種を取り除いて果肉を小さくカット
- ご飯とすべての材料を混ぜ合わせておにぎりにする
栄養面から全力サポート!
「サバとネギのおにぎり」
サバは脳を活性化させるといわれるDHAが豊富。缶詰タイプなら、夜にグリルやフライパンを使わず気軽に作れます。アクセントの白ごまにも、ビタミンやミネラルがたっぷり。
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
サバ水煮缶…15g
刻みネギ…大さじ1/2
白ごま…大さじ1/2
塩…少々
<レシピ>
- サバ煮缶の汁気を切る
- ご飯にすべての材料を混ぜ合わせておにぎりにする
こりこり食感で集中力キープ
「たくあんと韓国のりのおにぎり」
勉強の途中、夜食の時間にも集中力を途切れさせたくない…。そんなときは、こりこり食感のたくあん入りおにぎりが味方に。韓国のり、たくわんと合わせるだけの簡単レシピです。
<材料>
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
たくあん…大さじ1/2
韓国のり…1枚
<レシピ>
- たくあんは細切りにし、韓国海苔は小さくちぎる
- ご飯とすべての材料を混ぜ合わせておにぎりにする
【神セブンおにぎり考案者】
日々おにぎり/ゆこ さん
和歌山市在住。自身のお昼用に作ったおにぎりをSNSで発信したことがきっかけで、おにぎり作家に。家にある食材で簡単に作れるレシピにこだわっているとか。オリジナルおにぎりを日々、インスタとツイッターに公開しています。
インスタアカウント→@hibi_onigiri
ツイッターアカウント→@hibi_onigiri
2022年11月11日に『毎日おにぎり365日』
(自由国民社)を刊行。
https://www.jiyu.co.jp/shumiseikatsu/detail.php?eid=03966&series_id=s12
彷徨うEditor。昭和末期、新宿スタジオALTAから全国ネット放送出演3回、ツッコミ担当。20世紀末、和歌山ラーメンブーム仕掛け人の1人。