最近、和歌山でも増えつつある「夜カフェ」。和歌山城の南東エリア、屋形大通りにあるテイクアウトだけの「夜スイーツ専門店 Kanmi(カンミ)」は、クレープが390円から、ドリンクが500円からと、お手頃価格でおいしいスイーツがいただけます。コンビニ感覚でフラッと立ち寄って夜のスイーツ…なんだかワクワクしちゃいますよね。
屋形大通りにある夜スイーツ専門店
浄土寺夫妻が営む同店は、午後5時(開店時間が異なる日もあり。公式Instagramを要確認)から開店。焼き立て・作りたてを提供するため、全品とも注文を受けてからメニューを作り始めるというこだわり。お急ぎの方は事前予約を推奨します。
期間限定から定番まで人気のスイーツ
期間限定の「いちごまみれクレープ」(700円)。贅沢にもいちごとクリームがゴロゴロ入っていて、700円とは思えない超ボリューム! 期間限定の商品は他にも続々登場予定なので公式Instagramをチェック!
こちらは「ガトーショコラクレープ」(650円)。まるでガトーショコラを丸ごと食べているかのような贅沢さ!
ザクザクっとした外側の食感と中のモチっとした食感が楽しい、韓国スイーツ「クロッフル」(550円〜)も。アイス2段載せでボリューム抜群。
なぜ和歌山で「夜スイーツ専門店」を?
和歌山でも夜カフェが増えているとはいえ、なぜあえて「夜スイーツ専門店」を開いたのでしょうか。
「元々、大阪の鶴橋で夜中のウーバーイーツをメインしたお店を開いていたのですが、夫(優希さん)が和歌山で働いていることもあって、和歌山に移転してきました」と話してくれたは妻の蘭さん。
「大阪では、夜スイーツはコロナ禍で流行ったんですよ。でもそのほとんどが、食べ応えがない上に値段が高いなーって思って…。お客さんになるべく還元したいと思い、クレープは390円から、ドリンクは500円からとお手頃価格にしました。その方がお客さんも来やすいし、夜ちょっと甘いものが食べたいって出かけたくなったらいいなって。価格を安くするのは大変だけど、でもお客さんに負担はさせたくないので頑張ってます(笑)」と、にこやかに話してくれました。
「気軽に食べられる‟映えない”スイーツを」
なにかと見た目が豪華な「SNS映えスイーツ」が取り挙げられる今日この頃ですが、同店はあえて「映えないスイーツ」を目指しているとか。
「もちろん映えスイーツはかわいいし、写真も撮りたくなるんですけれども、値段が高かったりしますよね。うちはおいしく安くがモットーの‟映えない”スイーツを目指しています。コンビニ感覚でいつでも来てもらえるように。温泉帰りとかドライブ帰りにちょっと寄ろうか、って思ってもらえる近い存在でいられたら嬉しいなって」と蘭さん。
「子ども連れでワイワイ訪れるお客さんや、麻雀帰りの男性のお客さんも多いよね(笑)」と、優希さんと和やかに話してくれました。
コンビニ感覚で気軽に来れる同店。さて、今晩はどのスイーツにしようかな?
名称 | 夜スイーツ専門店 Kanmi(カンミ) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市島崎町1-15 |
電話番号 | 080-2451-9235 |
営業時間 | 木・金曜 17:00〜22:00(OS) 土・日曜 17:00〜23:00(OS) |
定休日 | 月・火・水曜 |
@wakayama_kanmi |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。