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観光・おでかけ 3月から通常運航に! サマレンで話題の友ヶ島へ【和歌山市加太】

3月から通常運航に! サマレンで話題の友ヶ島へ【和歌山市加太】

公開日 2023.03.03 更新日 2023.04.13

ラピュタの世界観から「サマータイムレンダ」の聖地巡礼…と、話題の尽きない和歌山の無人島・友ヶ島。所要時間別にモデルコースを示された和歌山市の島内散策マップを持って、巡ってきました。

加太からフェリーに乗って友ヶ島へ

1日4往復、3月から通常運航で平日も。来島は天候次第

友ヶ島に渡るためには、加太と友ヶ島を往復する友ヶ島汽船に乗船(約20分)。こちらのフェリーは、天候に影響されやすく、「いつでも行ける!」と思ったら大間違い。天気が良くても波が高い、風が強いと運休に。運航状況をチェックしてからお出掛けしましょう。3~12月は1日4往復(繁忙期は+臨時便2往復)、1~2月は土・日曜、祝日のみの運航(4往復)。加太・友ヶ島を舞台に描かれた「サマータイムレンダ」のアニメがテレビで放映されて以降、観光客が増え、定員オーバーで船に乗れないといった事態もあるそうです(予約不可)。土・日曜、祝日は混雑するので、行くなら平日がおすすめ。
ちなみに、南海電鉄加太駅から乗船場までは徒歩約15分。和歌山市駅から加太駅の乗車時間は約25分。めでたい電車が旅気分を高めてくれます。

大自然が残る友ヶ島に到着、桟橋前のカフェはコスプレの更衣室にも

桟橋のすぐそばにある「友ヶ島案内センター」。島の管理事務所でもあります。

島内唯一のお店「らぴゅカフェ」は、友ヶ島汽船運航日のみの営業(9:30~16:00)。ドリンク、ソフトクリーム、軽食などを販売しています。また、コスプレを楽しみたい人は、1人1500円で更衣室としての利用も可能(要事前予約、詳細はマジックアワーカフェhttps://www.magichourcafe.net/まで)。

野奈浦広場のテラス席でゆっくり、まったり。眺望もステキです。

野生のリスに遭遇。訪れる観光客らに食べ物をもらっているからか、人慣れしています。

かつて営業されていた海の家。ここから先、第2砲台跡方面は現在通行止めのため、第5砲台跡方面にしか進めません。島の西側にある第1・2砲台跡、友ヶ島灯台、子午線広場に行くには少々遠回りです。

いよいよ砲台巡り、名所は島東部に集結

第1・2砲台~友ヶ島灯台~

第1砲台跡。海上保安庁の管理下にあり、日ごろは閉鎖されていますが、友ヶ島灯台の一般公開の時に開放されます。

第1砲台の両翼にある観測所跡。ほぼ原形に近い形で残っています。

第2砲台跡。老朽化が激しく、今にも崩れ落ちそうですが、それが風光明媚。内部へは立ち入り禁止です。

友ヶ島灯台。明治初期に建設された洋式灯台は、登録有形文化財(建造物)です。毎年、春と秋に一般公開されていましたが、ここ数年はコロナ禍で未開催。人気のイベントだったので、復活が待ち望まれます。灯台の近くの子午線広場は、日本標準時子午線が通る日本最南端の場所。

青く澄み渡る海も島のビューポイント

孝助松海岸。ドラマや映画のロケシーンのよう。その昔、船が遭難し、孝行者の男だけが松の木に引っかかって助かったことから、名付けられたとか…。友ヶ島は遊泳禁止のため、海岸は眺めるだけ。外から流れつく漂着ゴミ問題にも目を向けてみて。

タカノス山展望台。遮るものが何もなく、紀淡海峡が見渡せます。はるか四国・六甲・和泉葛城方面の山々も。

ノスタルジックな第3砲台、中は真っ暗

友ヶ島といえば光景、第3砲台跡。弾薬庫の中は真っ暗。スマホのライトなんて、これっぽっちも役に立ちませんでした。直径3.5mの砲座は、日当たりがよくなく、水がたまっていて夏場は蚊がぶんぶんと飛んでいます。まぁ、島全体にいえることですが…。虫よけスプレーは必需。

以上、ここまでが和歌山市が発行している「島内散策マップ」の「名所探訪コース」(約3時間)で回れるところです。道中はアップダウンのある山道。体力に自信のある人は、途中、コースをそれて、旧海軍聴音所跡に足を伸ばしてみましょう。

体力に自信がある人は旧海軍聴音所跡にも行ってみよう

旧海軍聴音所跡。大阪湾に進入する潜水艦のスクリュー音を24時間体制で警戒したそう。

「島内散策マップ」には、島の東側を歩く「自然散策コース」(約3時間半)も掲載。こちらのルートにある第4砲台跡は、2022年11月から見学できるようになりました。しかし、その先、閼伽井(あかい)の碑方面へは、友ヶ島案内センターで同意書の提出が必要です。また、深蛇池への道は引き続き通行止め、虎島へも堤防が崩れているため渡ることはできません。また、友ヶ島にはキャンプ場が数カ所ありますが、コロナ禍で島内でのキャンプ、バーベキュー、たき火は禁止されています。昨今、空前のキャンプブーム。早く“無人島キャンプ”ができる日がくることを願っています。

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