東京・大阪・京都で今話題の肉割烹。和歌山市にオープンした「肉割烹燈(にくかっぽうともしび)」のグルメレポートをお届けします。デート、女子会におすすめ。
高級感あふれるたたずまい、お料理は高級未満の価格で絶品
和歌山市吉田、韓国料理店や焼肉店を手掛ける「わらいや」が展開していた「かくらや」の跡地に、「肉割烹燈」が9月13日にオープン。焼肉とも鉄板焼きとも違ったスタイルで肉料理を提供。肉割烹…、和歌山ではまだ珍しい響きですよね。窓越しに配されたインドアグリーンが美しく、上質な空間でゆったりと食事ができます。たたずまいは高級なイメージですが、お料理は“高級未満”な価格帯で利用しやすいです。
肉も魚介も野菜も充実のアラカルトを順番に
本日の付き出し。お上品に盛り付けられています。肉割烹ですが、魚料理も食べられます。
肴逸品から、「生ハム・マスカルポーネ・旬の果実」(1408円)。今のシーズンはイチジクとシャインマスカット。
煮の匠味から、「牛タンの赤ワイン味噌煮込み」(2508円)。厚切りの牛タンがホロホロ。
鮮の宴からセレクトした一品。おいしくないはずがありません、煮卵にうに&いくらのゴールデンコンビをのっけた「生ウニとイクラを乗せた半熟煮玉子」(1408円)。
名物はA5ランクの黒毛和牛炭焼き
名物「黒毛和牛炭焼き」は、A5ランクの黒毛和牛を使用。メニューにはイチボ(小1人前2068円)、ラムシン(小1人前2068円)、サーロイン(小1人前2288円)があり、食べ比べ(2980円)もあります。絶妙な焼き加減で塩をちょこっとつけて頬張ると、口の中で消えてなくなる“肉溶け”が起こります。う~ん、1人前なんかじゃ足りな~い!
さぁ、そろそろ〆にかかります。飯の物から「うにく寿司いくらのせ」(2貫1628円)。ウニも肉も一瞬で口の中でとろけてしまいます。
ということで、「飯の物」からもう一品追加。「ローストビーフ丼」(1958円)。見てくださいローストビーフのこの枚数と美しい黄身。
個室の座敷完備、コース料理で宴会も
奥には個室の座敷もあって、宴会もできます。コース料理もあり、「蛍火コース」(5500円)、「燈火コース」(7500円)、「紅蓮華(ぐれんげ)コース」(10000円)。コースは前日までに要予約(2人以上)。
写真は「蛍火コース」。先付け、前菜(お肉)、お造り、椀物、揚物、焼物、煮物、〆物(季節の炊き込みごはん)、甘未。飲み放題は別途2000円(120分)。こちらのお店、もちろん、ビール、ワイン、ハイボール、酎ハイとアルコール類が各種そろい、料理とのペアリングができますが、あえてお酒を飲まないライフスタイル「ソバ―キュリアス」を提案しているのも特徴。ノンアルコールのカクテル、ワイン、ハイボール、梅酒が充実しているので、お酒を飲む人飲まない人、飲めない人…、みんなが楽しく、気持ちよく食事できます。ぜひ行ってみてください。
名称 | 肉割烹燈(ともしび) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市吉田540山喜第一ビル1階 |
電話番号 | 073-426-1200 |
営業時間 | 17:30~22:00(OS21:30) |
定休日 | 不定休 |
@nikukappou_tomoshibi |
記者・ライター・編集者歴21年。硬派な記事も軟派な原稿も書きこなせるけれど、偏食家のためグルメレポは結構ツライ。ちょっと変わり物なので、独特の視点で表現するとよく言われ、その個性は大事にしつつ、正確な情報を伝えます。ビールが好き、韓国が好き!