紀の川市久留壁に位置する「Mary’s House(メリーズハウス)」は、2023年11月25日にオープンした古民家カフェです。地元の方と交流を重ね、常にアップデートしていく「Mary’s House」の魅力をご紹介します。
今まで知らなかった
地元の魅力と出会える場所
「Mary’s House」は、株式会社CASEの手によりリノベーションされた古民家カフェ。長年空き家となっていた場所が、あたたかさ溢れる居心地の良い場所へと生まれ変わりました。「Mary’s House」を中心に地域の人々と交流が生まれ、地元の素敵なもの・人との出会いがあります。
店内では、お皿やジャム、地元の野菜・果物などが販売されています。私が訪れた際は、ブロッコリーやミカン、レモンがありました。市場には出ない規格外のミカンも、小さくかわいらしい見た目で、甘さがぎゅぎゅっと凝縮され絶品です。美味しいものを食べながら、フードロスの削減にも繋がる……素敵な試みです。
コワーキングスペースとしても利用可能
店内のカウンター席にはコンセントがあり、コワーキングスペースとしても活用可能です。Wi-Fiも完備されており、集中して作業できる環境が整っています。
地元の方から意見をもらい、店舗横の倉庫を地域の図書館にする計画もあるそう。店内にもたくさんの本があるので、落ち着く空間で読書をしても、素敵な時間が過ごせそうですよ。
週替わりのランチメニューが人気
ランチメニューは、土曜・日曜のみの提供となっています。ランチで使われる野菜は、できる限り地元のものを使用。「ビーフシチュー」(800円)や「台湾豆花」(700円)など、ランチの内容は週替わり。毎週違うメニューとの出会いを楽しめますよ。
また、ランチが販売される土曜・日曜には、「まりひめのショートケーキ」(400円)も販売されています。ランチはもちろん、カフェとしての利用もおすすめです。
今回は平日に訪れたため、「ホットゆず」(400円)と「藤井レモンのミニマドレーヌ」(100円)を注文しました。「ホットゆず」は、古座川産の柚子を使用しています。寒さで冷えた体に染み渡る、優しい酸味を感じます。
「藤井レモンのミニマドレーヌ」は、サクサク感強め。香ばしく、クッキーのような食感です。後味にレモンの風味が広がりますよ。
今後、ガレッジセールや駐車場でキッチンカーの出店など、さらに地域住民の交流が生まれるイベントを考えているそう。ゆったりとした時間の流れる「Mary’s House」で、落ち着くひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
名称 | Mary's House(メリーズハウス) |
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所在地 | 和歌山県紀の川市久留壁26-3 |
営業時間 | 11:00~17:00(ランチは11:00~14:00) |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | あり |
@MARYS_HOUSE_UCHITA |
パン・スイーツ狂いの和歌山取材ライター。パンや甘いモノをこよなく愛しています。5歳の子どもがいるシンママで、ロゴデザイナーとしても活動中。人の想いを深くお伺いすることが得意。食べ物が美味しそうに見える体型をキープしているため、取材中は店主さんが心を開いて話してくれます。