「ポケふた」設置へ　城前広場など5カ所

ゲームやアニメなどで人気のコンテンツ「ポケットモンスター（ポケモン）」のキャラクターをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」が、県内５カ所に初めて設置されることが決まり、和歌山県庁で２５日、お披露目式が行われた。

【写真】県内に設置される「ポケふた」をＰＲするピカチュウと岸本知事

「ポケふた」は、ポケモンブランドを運営する㈱ポケモン（東京都）が地域活性化を目的に無償で自治体に寄贈し、設置や管理は自治体が行う取り組み。これまでに３３都道府県に３３３枚が設置され、いずれも１枚だけのオリジナルデザインとして作られている。設置された「ポケふた」は、スマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンＧＯ」でアイテムを入手できる「ポケストップ」となり、ゲームのマップ上に順次登場する。

県内の設置予定場所は、和歌山市の和歌山城前広場、高野町の高野山観光情報センター前、白浜町のＪＲ白浜駅前歩道、那智勝浦町の大門坂駐車場、串本町の宇宙ふれあいホールＳｏｒａ-Ｍｉｒｕ玄関前の５カ所。本紙エリアの和歌山城前広場には４月５日に設置予定で、ポケモンのアシレーヌとレントラーがデザインされている。

県庁正庁で行われたお披露目式には、ポケモンを代表するキャラクター「ピカチュウ」がスペシャルゲストで登場し、県ＰＲキャラクター「きいちゃん」、岸本周平知事と共に県内初の「ポケふた」をアピールした。

岸本知事は「大変喜んでいる。ポケふたが和歌山に来てくれたことで、県民のパワーもアップするし、観光名所にもなる」と歓迎した。

「ポケふた」の情報はホームページ（https://local.pokemon.jp/manhole/）に掲載している。