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2024.12.29
「第16回紀の川市桃源郷ハーフマラソン」は7日、同市花野の市民公園多目的広場前を発着とする3種目で、5年ぶりに開かれた。県内を中心に21都府県から2~87歳の計816人が、桜と桃の花が満開の市内を駆け抜けた。
【写真】満開の桜の横を駆け抜けた出場者
スポーツの振興と参加者の健康づくりを目的に、同マラソン実行委員会と関西マスターズゲームズ実行委員会が主催。本紙など後援。ハーフマラソン(21・0975㌔)、3㌔、ファミリーマラソン(1㌔)の各種目が、年齢、学年、男女別などで行われた。
開会式で、同マラソン実行委員会の会長を務める岸本健市長は、「普段の練習の成果を十分に発揮して、『ひと目十万本』といわれる桃源郷を堪能してほしい」とあいさつ。選手を代表して三重県津市の橋本文義さん(74)は、「桃の花の中、アップダウンに負けず最後まで走り抜く」と宣誓した。
大会は、ハーフ、3㌔、ファミリーの順にスタート。ハーフの出場者は岸本市長の号砲で一斉に走り出し、紀の川沿いから桃山地区に向かった。ランナーは、沿道からの声援に笑顔で手を振るなどし、ファミリー種目では、親子で手をつないだり、保護者が子どもを抱いたりして走っていた。
大阪府堺市の濵田浩佑さん(37)はハーフ39歳以下男子の部で優勝し、「無事に走れて安心した。前半の上りがきつかったが、ラストでうまく仕掛けられた」と話し、「満開の景色を見ながら楽しく走ることができた」と笑顔。3㌔小学1・2年生女子の部を制した、上富田町の小学2年生、上地楓夏さん(7)は「優勝できてうれしい。ちゃんと体を動かして上手に走れた」と話した。