災害対応ドローン等寄贈　JAわかやまが和歌山市に

災害発生時に役立ててもらおうと、ＪＡわかやま（和歌山市栗栖）は１１日、災害対応ドローン１機、ポータブル電源とソーラーパネル６セットを市に寄贈した。

【写真】寄贈品を前に森代表理事専務（左から４人目）ら

ＪＡわかやまの地域に密着した貢献活動の一環。ドローンは機体重量約１０㌔、最大飛行時間５５時間、最大通信可能距離約８㌔。ナイトビジョンカメラにより昼夜を問わずに利用可能となっている。さらにスピーカー機能を搭載し、沿岸部での避難の呼びかけなどで活躍が期待される。ポータブル電源はスマートフォン５６台ほどを満充電できる。

同日に市役所で行われた寄贈式で、ＪＡわかやまの森博克代表理事専務は「ことし１月には能登半島の地震があった。もしものときに使っていただければ幸いです」と伝え、尾花正啓市長は「災害時の情報収集はとても大事。的確に対応するために活用させていただきます」と感謝した。