

社会人バスケ全国3位 初出場のワンリーズ
ことし和歌山県勢として初めて男子SB1リーグに昇格したバスケットボールクラブ「ONELYSwakayama(ワンリーズ和歌山)」が、「高松宮記念杯第7回全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ」で、同大会史上初となる初出場で3位という快挙を成し遂げた。
【写真】初出場で3位の快挙を成し遂げたワンリーズ和歌山(球団提供)
同大会は、地域リーグ(SB1・SB2)や全日本社会人選手権を勝ち抜いた強豪チームが集い、社会人バスケットボールクラブの日本一を争うもの。
上田頼飛監督は「ワンリーズ和歌山は堅い守備とリバウンドの強さが武器」と話し、格上のチームを次々と撃破していった。
2回戦ではSB1の5位チームを75―63で下し、続く3回戦ではSB1の4位を接戦の末に77―74で撃破。初出場ながら、シード2チームを連続で破る快進撃を見せた。
準決勝では、SB1の1位で前回大会王者(今大会も優勝)と対戦。序盤は高さを生かしたプレーでリードを奪うも、「『これくらいでいいか』というあいまいな部分を、相手は的確に突いてきた」と上田監督。第2ピリオド以降は主導権を握られ、65―87と惜しくも敗れた。
上田監督はこの大会を通し、「チーム全体が自己発信でコミュニケーションを取り、自分で考えてプレーする力が格段に伸びた」と成長を感じていた。
サポーターらに感謝 活動報告や交流会
19日には和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で、謝恩会「ONELYSの軌跡~未来への決意~」が行われ、サポーターやスポンサー関係者ら約80人が参加した。
上田監督はチームのこれまでの歩みや思いを紹介。「『上田頑張れよ』『チーム頑張れよ』という言葉がうれしい。今年度もしっかり戦っていくので、応援よろしくお願いします」とあいさつした。
また、毎年開催しているチャリティーイベントの売上金を同市の児童養護施設に寄贈し、ユニホームなどが当たる抽選会も行い、歓声が上がっていた。
記事元:わかやま新報
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