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【新規オープン】和歌山のおすすめ新店情報<2024年12…
2024.12.06
暦が冬から春に移る立春の前日「節分」を迎えた3日、各地の神社で厄をはらい、福を招く豆まきの神事が行われ、福を授かろうと訪れた多くの参拝者でにぎわった。
紀三井寺(和歌山市紀三井寺、前田孝道貫主)では恒例の「節分福つき大豆まき」が行われ、約400人が訪れた。
本堂前には、怒りや欲望の具現化とされる赤鬼と、愚痴やうぬぼれの具現化とされる青鬼が現れ、前田貫主と福男8人が「鬼は外。福は内」と声を上げながら豆をまいて退治。その後、境内の特設ステージで「厄を払って福を授かりましょう」との呼び掛けがあり、前田貫主と福男らがまく豆や菓子などに、参拝者は懸命に手を伸ばして福を求めていた。
同市布引から訪れた中西理恵さん(51)は「ことし初めて参加しました。1つしか取れませんでしたが、しっかりと福を頂きました。来年も来てリベンジしたいです」とにっこり。前田泰道副住職は「ことしは、平穏で人の心が温まるような年になればいいですね」と話していた。