高野町の観光客が過去最高 27年は199万人

盛大に行われた高野山開創1200年記念大法会(27年4月)

平成27年に高野町を訪れた観光客数は199万1000人(前年比40・8%増)で、統計を取り始めた昭和34年以来、過去最高となったことが町の観光客動態調査(速報)で分かった。高野山が開創1200年の節目を迎え、記念大法会などに多くの参拝者が訪れたことが、入り込みを例年より大きく押し上げた。

町産業観光課によると、観光客数の内訳は、宿泊客が44万人(前年比61・1%増)、うち外国人が5万6000人(同3・7%増)、日帰り客が155万1000人(同35・9%増)となっている。

これまで入り込みが多かったのは、「弘法大師入定1150年御恩忌大法会」が行われた昭和59年の183万5000人(宿泊71万8000人、日帰り111万7000人)で、昨年は総数で上回るとともに、宿泊と日帰りの比率など、時代の変化による観光客の動向の違いも表れた結果となった。

27年は、4月2日から50日間にわたって記念大法会が盛大に行われ、期間中は壇上伽藍金堂の秘仏「薬師如来像」の初公開、金剛峯寺秘仏「弘法大師座像」の特別公開があり、多くの参拝者を集めた。また、10月1日~11月1日にも同様の公開があり、晴天が続いたこと、紅葉が長期間楽しめたことなども過去最高の入り込みにつながったと見られる。

同課は「弘法大師入定1200年御恩忌大法会の執行が考えられる平成46年には、200万人を超える参拝観光客にお越しいただけるよう、高野山のPRをしっかり行っていきたい」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。