
関西リーグ5回目V アルテリーヴォ和歌山
イチオシの記事
和歌山からJリーグ入りを目指すサッカークラブ、アルテリーヴォ和歌山は4~9月に行われた関西1部リーグで2年ぶり5度目の優勝を果たし、11月の全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場権を得た。28日には㈱アルテリーヴォ和歌山の児玉佳世子代表取締役、大北啓介GM、三枝寛和監督、小久保裕也主将が和歌山市役所を訪ね、尾花正啓市長に優勝を報告した。
【写真】尾花市長(中央)を囲み、(左から)三枝監督、児玉社長、小久保主将、大北GM
関西1部リーグでは、9月21日に田辺スポーツパーク陸上競技場で行われた「CentoCuoreHARIMA」(兵庫)との試合で、アディショナルタイムに小久保主将がゴールを決め、2―0で勝利し優勝が決定した。最終ランキング2位のチームとは得失点差1だった。
試合では会場全体が非常に盛り上がったといい、児玉社長は「今度はぜひ和歌山市で皆さんと喜びを共有できれば。JFL(日本フットボールリーグ)の次はJリーグ昇格を目指してクラブライセンスの取得やJFL優勝を目指せるよう準備をしていく。そのために、要となる施設(スタジアム)の建設に市でもご協力お願いします」と話した。
尾花市長は「スポーツって素晴らしいですよね。ぜひ和歌山からJリーグに入っていただきたい」と笑顔で述べ、スタジアムに必要な観客席の数などについて質問していた。
同クラブの三枝監督は「選手たちは皆、真面目で伝えたことを一生懸命やってくれる。この勝利は選手全員が頑張ってくれたおかげで手にすることができた」と話した。
JFL昇格を懸けた全国地域サッカーチャンピオンズリーグは11月7日から行われ、アルテリーヴォは第1戦・テクノポート福井スタジアムでヴェロスクロノス都農(宮崎)と対戦する。勝ち点を上げ、優勝すればJFLへの昇格が確定する。2位の場合はJFL15位のチームとの入れ替え戦が行われる。小久保主将は「高いレベルで攻撃と守備をできるのがチームの強み。全員がしっかりゴール目指して、主導権を握った中でボールを奪い、攻撃的にプレーしたい」と力強く語った。






























