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患者に癒やしの光 日赤イルミネーション

公開日 2016.12.12

入院患者や来院者に心温まるひとときを過ごしてもらおうと、和歌山市小松原通の日赤和歌山医療センターは中庭でイルミネーションを点灯している。

来年1月31日まで。ことしで6年目の取り組み。中庭「せせらぎの庭」は青や黄色、白などの約5万球のLED電球に包まれ、幻想的な空間が広がっている。

毎年好評の光のトンネルやクスノキの電飾に加え、ことしは高さ約25㍍の壁面ツリーが登場。12月28日まではクリスマス曲など、冬にちなんだ音楽も流れる。

同センターによると青い光は心を落ち着かせる効果があり、さらに音楽を流すことで前向きな気分に。ベッドから窓際に誘導したり、外出を促したりして、体を動かすきっかけにもなっているという。

携帯電話で撮影していた入院患者の男性(64)は「昨日からの入院で不安でしたが、光を見ていると気持ちが安らぎます」と話していた。

点灯は午後5時半から同9時まで。一般の入館は面会時間終了の同7時まで。