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和歌山ニュース ススキの原に炎舞う 生石高原で春の山焼き

ススキの原に炎舞う 生石高原で春の山焼き

公開日 2017.03.19

ススキの名所として知られている紀美野、有田川の両町にまたがる県立自然公園「生石高原」で12日、春の風物詩の「山焼き」が行われ、炎がススキの草原を覆う壮大な光景が広がった。
ススキの芽出しを進め、純粋なススキ草原を再生、保全することなどを目的に、平成14年度から実施。両町、生石高原観光協会が主催し、ススキが広がる約9300平方㍍で行った。
山頂付近の笠石東部で点火式が行われ、県立海南高校美里分校の太鼓部が太鼓演奏。紀美野町の寺本光嘉町長、海草振興局の福田良輔局長らが火を入れた。
その後、両町消防団員や職員らが火を広げていき、見物者は炎を上げるススキの草原に見入った。
寺本町長は「ことしも穂先の長い、金波、銀波のススキ草原を楽しんでもらえるよう整備できれば」と話していた。