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和歌山ニュース 新たな観光拠点に 道の駅「ねごろ歴史の丘」

新たな観光拠点に 道の駅「ねごろ歴史の丘」

公開日 2017.04.30

岩出市根来の「ねごろ歴史の丘」が、「道の駅」に登録された。県内では34駅目。市内では、「根来さくらの里」に次いで2駅目。ねごろ歴史資料館や日本最古の木造和風建築の議事堂である旧県議会議事堂に隣接した立地を生かし、歴史や文化を学べる場を提供していく。

市によると、根来地域には、同資料館や同議事堂、根来SL公園などの歴史や文化を伝える施設が集中しており、一帯を「ねごろ歴史の丘」と命名。その中心的な位置付けになることから、名前を駅名に使用した。

市は道の駅の登録を目指し、2月下旬に国交省へ申請。今月21日に登録された。同駅は、市道根来3号線に隣接し、京奈和自動車道や県道泉佐野岩出線とのアクセスも良く、観光客の休憩施設として活用が期待される。

道の駅の区域は、ねごろ歴史資料館と周辺の飲食提供施設などを含む約5600平方㍍で、トイレの他、駐車場88台を確保。年内には区域の西側に物産販売と県内の観光情報を提供する施設の完成を見込んでおり、観光の拠点としてにぎわいの場を提供する。セレモニーは、施設の完成後に行う予定。

市産業振興課は「県内の観光をPRし、根来周辺の誘客を目指していきたい」と話している。