桐蔭高が俳句甲子園初出場 18日~松山市

大会に向けて俳句の研究を重ねるメンバー

18日から愛媛県松山市で開かれる第20回俳句甲子園(全国高校俳句選手権大会)に、県立桐蔭高校創作部俳句班が県代表として初出場する。大会に向け同班2年生の7人は俳句を楽しむことをモットーに、優勝を目指して俳句の創作と鑑賞に励んでいる。

俳句甲子園は、全国の高校生が与えられた兼題で俳句を詠み、5人1チームとなってお互いの俳句についてディベートを行う。自分の作品をアピールしたり、相手の作品について質問したりし、作品とディベートの内容で勝敗が決まる。今回は全国から39校40チームが参加し、予選リーグ・トーナメントと決勝リーグ、決勝戦を行い、優勝校を決める。

桐蔭の俳句班は昨年発足。部長で2年生の宮本彩理香さんが中心となり2年生7人で結成。初めは俳句の鑑賞会を行っていたが、自分で俳句を詠んで感想を言い合う句会を昨年秋から始めた。

県大会は2度目の出場で、昨年優勝の向陽、海南と3校5チームで競った。4校が参加した投句部門でも、2年生の楠間麗奈さんが「夏立やホルスタインの乳張って」で最優秀作品賞を受賞した。

全国大会出場が決まった直後から、予選リーグに出す俳句を考えてきた。俳句作りは良い作品を一句考えるのではなく、思いつく限りの作品を考え、その中からより良い句を選ぶ。そのため、通学途中や放課後、布団に入ってからも俳句を考える日々が続き、休む間もなかったという。

全国で発表する俳句が決まった後は、ディベートの準備に取り組んでいる。外部指導員で俳句結社「狩」同人の永山英樹さん指導の下、俳句の解釈や深い読み方を追究している。質疑にしっかり答えられるよう俳句のイメージも部員間で共有している。

全国大会に向け、宮本さんは「大会は緊張するけど、俳句を詠むことも鑑賞することも全てが楽しい。できる限りのことはしてきたので、楽しみながら成果を発揮して、悔いなくやりきれたら」と意気込みを語る。

全国大会は18日に組み合わせ抽選会、19日に予選リーグ・トーナメント、20日に敗者復活戦と決勝が行われる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。