プロ指導の演劇大学 10周年の受講生募る

練習を重ねた受講生が発表(過去の公演で)

市民がプロの演出家に直接指導を受けて学ぶ「和歌山演劇大学」は来年3月の公演に向け、新たな受講生を募集している。主催する和歌山市文化スポーツ振興財団(和歌山市民会館)では「プロの講師に学べる機会はめったにありません。初心者の方も大歓迎。演じることに興味のある人、一緒に舞台に立ってみませんか」と呼び掛けている。
演劇大学は平成19年に発足し、ことしで10周年を迎える。文化庁の支援を受け、和歌山の演劇文化向上を目的に、東京からプロの演出家や俳優を招き、地域の学生や社会人が演劇の基礎から本格的な演技までワークショップで学んでいる。
初心者をはじめ、元演劇部員など、演劇に興味のある市民らが毎年参加。市外や県外から参加するメンバーもいる。過去には古典の名作をはじめ、ヒューマンドラマや戦争、社会問題を扱った演劇作品を上演してきた。
約半年間で稽古を重ね、演劇公演で成果を発表。昨年は大学生から60代までの約30人がステージに立った。
今回挑戦する作品は、ソーントン・ワイルダー作の「わが町」。ある町を舞台に成長や恋、家族、老いといった日常の大切さを描いた作品。講師に文学座の加納朋之さん、青年劇場の佐藤尚子さんを迎え、劇団ノスタルジアが協力する。
対象は中学生以上一般。定員50人。開講期間は9月9日から来年3月11までの主に土日曜で、全20回程度を予定。練習場所は市民会館。参加費は一般6000円、高校生以下3000円。
申し込みや問い合わせは同館内の実行委員会(℡073・432・1212)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。