マリーナが光の街に フェスタ・ルーチェ

主催者と来賓の手で点灯スイッチが押された

光に彩られたヨーロッパの街を演出するイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ」が3日、和歌山県和歌山市毛見の和歌山マリーナシティで始まった。来年1月28日まで。南欧風の建物が建ち並ぶポルトヨーロッパが光に包まれ幻想的な雰囲気を醸し出し、遊園地スペースでは子どもたちの歓声が響いている。期間中はさまざまなイベントも予定され、クリスマス、新年と年をまたいで楽しめる光の祭典となる。

実行委員会(古澤良祐会長)主催。欧州でホテルや遊園地などのイルミネーションを手掛けるMK Illumination社(オーストリア)と㈱タカショーデジテック(海南市)、カラーキネティクス・ジャパン(東京都)の3社がプロデュースしている。イベントの名称はフェスティバルを意味するイタリア語「フェスタ」と光を指す「ルーチェ」から付けられた。

マリーナシティでは平成7年、前年の「世界リゾート博」を記念して「光の回廊 ルミナリエ」が開かれ、南イタリアの雰囲気を表現し、人気を集めた。実行委によると、このイベントが阪神・淡路大震災の犠牲者鎮魂の行事として定着している「神戸ルミナリエ」につながっているという。

初日は開催を心待ちにしていた家族連れやカップルらが多数来場。当日券の販売窓口には長い行列ができた。

オープニングセレモニーで尾花正啓和歌山市長は、ことし4月に「絶景の宝庫和歌の浦」が日本遺産に認定されたことを紹介し、「昼間は素晴らしい景色、夜は光の魅力を味わってほしい」とあいさつ。実行委の古澤会長は「構想から5年。ようやくこの日を迎えることができた。ぜひ“本物”のヨーロッパを旅してください」と呼び掛けた。

建物を彩る光がともると会場から「きれい」「すごい」などの声が上がり、来場者はスマートフォンを片手に風景を撮影。ステージでは音楽グループ「human note」が開幕を祝うライブを披露し、多くの人が聴き入った。

期間限定イベントとして、11月はキングコング・西野亮廣さんの絵本原画41㌻分を会場内に投映する「えんとつ町のプペル 光る絵本展」を開催。12月はマリーナシティ初の本格的なプロジェクションマッピング「Voyage to find the light~光を探す航海」が行われる。

時間は午後5時~9時。来年1月8日までは毎日開催し、それ以降は金・土・日曜日の開催となる。チケットは前売り券が大人1300円、子ども(3歳以上中学生以下)700円、当日券は大人1500円、子ども(同)800円。コンビニエンスストアやチケットぴあなどで購入できる。

問い合わせは実行委(℡073-484-3618)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。