体験学習の展示室リニューアル こども科学館

新たに展示している「空気シュート」

和歌山県和歌山市寄合町の市立こども科学館2階にある展示室のリニューアル工事が完了し、3日にオープンした。展示室を「ふしぎ体験!科学広場」と命名し、20点の既存展示物を改装、新たに29点を設置。操作や体験を通して子どもたちに学びを提供する。
同科学館は1981年5月に開館し、大きな新装改修は3回目。今回は主に展示物の老朽化に伴う工事で、展示室の事業費は約6400万円。開館からリニューアルのために休館した昨年11月末までの約37年間の入館者数は132万6115人。
展示室では小中学校の理科の学習に関連する「光」「音」「電気と磁力」「力と運動」の4分野の概念を系統的に学習できるよう配置。展示物には疑問を持たせる説明文と解説を備え、探求しながら知識や考え方を自主的に習得できる工夫を凝らした。新たな展示物は、ソーラーカーを走らせて競い合うゲームや空気の流れを利用し、浮いたボールをリングに入れる「空気シュート」、ロボットの質問に答える「会話ロボット」などを設置。プラネタリウム観覧も引き続き実施し、5月27日まで「ドラえもん 宇宙ふしぎ大探検3~地球のふしぎ~」を上映する。

3日に完成式が行われ、尾花正啓市長は「多くの方に利用してもらえる建物にしていきたい」とあいさつ。原一起市教育長、古川祐典市議会議長と共にテープカットを行った。当日は無料入館を行い、この日を待ちわびた子どもたちが早速、新しくなった展示物を楽しんだ。

開館時間は午前9時半~午後4時半。入館料とプラネタリウム観覧料はそれぞれ一般300円、小中学生150円。休館日は月曜。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。