宮下君が全国V ストリートサッカー小学生

他の入賞者と一緒に笑顔の宮下君(中央)

ボールを巧みに操り相手を翻弄(ほんろう)する技を競う「ストリートサッカー」の全国大会が1日、東京都内で開かれ、和歌山県和歌山市船所、楠見東小6年(当時)の宮下隼平君(12)が小学生の部で見事、1位に輝いた。宮下君は優勝の喜びを励みに、一層足技を磨こうと意欲を燃やしている。
宮下君が出場したのは「第1回全日本PANNA選手権大会」で、東京都江東区の「フットサルクラブ東京・TOYOTIRES豊洲ドーム」で開かれ、約100人が参加。PANNA(パナ)は相手の足の間にボールを通す「股抜き」を意味しており、普及を目指す都内のチーム「パナホームジャパン」が主催した。
試合は、デニム生地の専用ボールを使ってケージで囲った直径5㍍の八角形のコート内で行う。制限時間の3分以内により多く得点した方が勝ちだが、「股抜き」に成功すれば、その時点で勝者となる。
宮下君が優勝を決めた試合は、2点を先取され劣勢で進んでいたが、相手選手の足が開いていたことに気付いた瞬間にすかさず狙い撃ち。見事に「股抜き」を成功させた。
試合を振り返って「残り時間がどれくらいあったかは分からなかったけど、夢中で狙いました。1対1の練習をしっかりやっていたからだと思います」と宮下君。
友人に誘われ、小学5年からストリートサッカーを始めた。週に1回の練習日には、広場に集まる大人や友人とあいさつ代わりに手と手を合わせる「タッチグー」を交わし、和気あいあいと練習を重ねてきた。時には東京のパナホームのメンバーから指導も受けてきた。
母の雅子さんは「優勝にはエイプリルフールの冗談かと思うほど驚きました。あいさつがカッコいいしボールもかわいいので、親も楽しく応援しています」と笑顔だった。
今大会には宮下君の他、県内から小学2年から40代までの男女10人が出場し、3人がベスト8入賞を果たした。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。