育児と仕事の両立支援 デュプロ社内保育園

保育士と一緒におもちゃで遊ぶ園児

デジタル印刷機など事務用機器の開発・製造業、デュプロ精工㈱(池田弘樹社長)は和歌山県紀の川市上田井の本社敷地内に企業内保育園「ふたば保育園」を開設し、1日から園児の受け入れを始めた。同市の製造業が企業内保育園を設置するのは同社が初めて。
職場に隣接する場所に保育園を設置することで、子どもを持つ社員の送迎の負担を減らし、子育てと仕事を両立しやすい環境を整備した。
0~2歳児を19人まで受け入れることができ、保育士の資格を持つスタッフ6人を採用。受け入れ時間は午前7時半~午後6時半で、延長保育も実施する。
園の建物は1階建て、延べ床面積は約275平方㍍。園児の年齢別に保育室が3室あり、全てに床暖房を設置。病児保育室も設け、体調を崩した子どもの病状悪化を防ぐため、小さなごみやほこりを取り除く装置も備えている。

室内は机やいす、棚などを含めて木をふんだんに使い、大谷壽希園長(43)は「木の温かみを感じてもらえたら」と話す。園の名前は社員からアイデアを募集し、子どもたちにすくすく育ってほしいとの願いを込めて「ふたば」とした。
初日の1日は午前8時半ごろから入園する子どもを連れた社員が訪れ、1歳児2人と2歳児2人の計4人が入園。保育士とおもちゃで遊んだり、畑や果樹園が広がる園の周辺を散歩したりした。

大谷園長は、育児を理由とした退職の減少や育休からの早期復職につなげたいとし、「会社説明会で保育園があることを話すと、女子学生からの反応がとても良く、関心の高さを感じます。子どもの声を聞いて和む社員もおり、働く人に優しい環境づくりを進めていきたい」と話していた。

社員以外の子どもも9人まで受け入れ可能。問い合わせは同園(℡0736・79・6022)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。