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和歌山ニュース ご神犬デザイン入賞決まる 丹生都比売神社

ご神犬デザイン入賞決まる 丹生都比売神社

公開日 2018.06.11

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産、丹生都比売神社が募集していた「ご神犬」のキャラクターデザインの受賞作品が発表され、最優秀賞にサカモトハルカさん(東京都)が決まった。県内からはジュニア賞に田中葵さんが選ばれた。
真言密教の守護神としても知られる同神社には犬にまつわる逸話がある。高野山開創縁起や今昔物語によると、同神社の祭神・丹生都比売大神の御子神である高野御子大神が、白黒2頭の犬を連れた狩人に化身して現れ、弘法大師空海を高野山へと導き、丹生都比売大神から高野山の土地を授かったとされる。
この逸話を広く知ってもらおうと、昨年12月からことし3月まで、ご神犬のモデルとなった白黒2頭の紀州犬のキャラクターデザインを募集。北海道から九州まで、保育園児から92歳まで、幅広い地域と年齢層から850通の応募があり、丹生晃市宮司や漫画家の岡野玲子さん、高野山真言宗宗務総長の添田隆昭さんらが審査した。
最優秀賞には賞金10万円が贈られ、同神社の広報や授与品などに採用される。受賞作の表彰式は7月以降に同神社で行う予定。受賞作品は同神社ウェブサイト(http://www.niutsuhime.or.jp/)に掲載している。
その他の受賞者は次の皆さん。
優秀賞=SAUCE(東京都)▽佳作=Mahiru(長野県)、HISATO(神奈川県)▽審査員特別賞(ジュニア)=諏訪かさね(大阪府)