暑さ和らぐ伝統の涼 お城で打ち水大作戦

和歌山城を背に水をまく参加者

猛暑が続く中、暑さを和らげるために日本で古くから行われる打ち水で涼を取ろうと、和歌山県和歌山市の和歌山城西の丸広場で21日、「打ち水大作戦」が行われた。

和歌山城の天守閣再建60周年記念も兼ね、「打ち水大作戦in紀州和歌山」と銘打ち、県内各地で行われる活動のキックオフイベントとして実施。

県内では2007年から打ち水を行っている。ことしは市企業局協力で下水処理した再生水0・5㌧を使用。和歌山ならではの取り組みとして、水にヒノキオイルを混ぜて香り付けした。

この日、市内は最高気温が33・4度という厳しい暑さ。浴衣姿の女性や市議、市職員ら約30人が木おけなどからひしゃくで歩道や砂地に一斉に水をまくと、ひんやりとした空気が漂った。

打ち水の後にはシャボン玉を飛ばし、水の気化で上昇気流が発生したことを確かめた。

この日実行委員長を務めた伊太祁曽神社の禰宜、奥重貴さんは「地球温暖化についても考える機会になれば。皆さんのご家庭でもぜひ実践し、夏の暑さを少しでも和らげてもらいたい」と話していた。

9月2日までの期間で、企業や団体が各地で実施する。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。