温山荘プールが閉園へ 利用者減と老朽化

水を掛け合って遊ぶ子どもら

海南市水泳協会が管理運営する温山荘プール(船尾)が31日で閉園する。1972年にオープンし、市民の夏の憩いの場として親しまれてきたが、利用者の減少や施設の老朽化を理由に、46年の歴史に幕を下ろす。

同プールは多いシーズンには1万人を超える利用者があったが、近年は7000人から9000人程度に落ち込み、ロッカーの故障やプール周辺のひび割れなど施設の老朽化が目立っている。

施設は25㍍プールや滑り台があり、最後となることしの夏休みも、訪れた子どもたちが気持ち良さそうに泳いでいる他、歓声を上げながらビーチボールで遊んだり、水しぶきを掛け合ったりして楽しんでいる。

和歌山市から親子で訪れた池田和哉さん(38)は「料金も安く、深さも子どもにとって丁度良いので残念です」と話し、息子の理人君(2)は「水好き。楽しい」と笑顔。海南市の小学5年生、浜田賢汰君(10)は「2年前から通っていたので寂しい。滑り台があったり、学校のプールの授業の練習ができたりしたから、来年からどうしよう」と残念そうだった。

同協会の田儀人さんは「31日まで無休でやっているので、最後までぜひ来てほしい。駐車場が少ないので、公共交通機関を使って遊びに来てください」と呼び掛けている。

ビーチボールの使用ができ、帽子の着用義務もないため、安く気軽に楽しむことができる。利用時間は午前10時~午後5時。料金は大人210円、子ども100円、幼児50円。
問い合わせは同プール(℡073・483・8471)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。