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和歌山ニュース 県産しょうゆとミカン カップ麺など商品化

県産しょうゆとミカン カップ麺など商品化

公開日 2018.09.15

和歌山県産しょうゆを使用し、和歌山ラーメンの有名店「井出商店」(和歌山市田中町)が監修したカップ麺と、有田みかんを使った「バニラヨーグルト 有田みかん」が、全国の量販店やコンビニエンスストアなどで発売される。

県は、わかやま産ブランドの向上と販路開拓を目的に、大手食品メーカーへの県産品採用に向けた取り組みを実施。しょうゆは、日本全国の名店の味をカップ麺として商品化するサンヨー食品㈱(東京都港区、井田純一郎社長)、有田みかんは看板商品「バニラヨーグルト」を展開する日本ルナ㈱(京都府八幡市、伏見浩二社長)で採用された。

カップ麺は、スープにこだわったシリーズ「サッポロ一番 名店の味」で、同店監修のもと再現。濃厚な豚骨のうま味に芳醇(ほうじゅん)な県産のしょうゆを合わせた濃厚豚骨しょうゆ味に仕上げた。1個(114㌘)税別205円。25日から通年販売する。販売目標金額は約6億円。

バニラヨーグルトは、2014年に商品化。昨年は販売されなかったが、再販売となった。伊藤農園(有田市)の園地を指定し、特別栽培で収穫したミカンを使用。ミカンの酸味とまろやかな甘味が楽しめる。1個(100㌘)84円、3個237円(いずれも税別)。17日から約6カ月間販売する。目標金額は約4億円。

県食品流通課は「食品メーカーとの共同開発製品を推進し、県産品の素晴らしさを発信していきたい」と話している。