未来の選択肢を多彩に体験 紀州夢祭り盛況

笑顔で競技用自転車をこぐ子ども

和歌山県内の20代の若者らが企画する和歌山の魅力発信、地域活性化イベント「第6回紀州夢祭り」が16日、和歌山市の和歌山城西の丸、砂の丸広場で開かれ、さまざまな職業やスポーツの体験ブース、夢を持って活動する若者たちの活動紹介、県出身アーティストのステージなどが展開され、親子連れらで終日にぎわった。

実行委員会(橋本愛美実行委員長)主催。今回は「笑顔を繋ぐ~No Dream No Life~」をテーマに掲げ、まちを笑顔にし、子どもたちが夢を持つきっかけをつくる願いを込めた。

西の丸広場には15の職業・アスリート体験などが並んだ。和歌山競輪のブースでは、競技用自転車をこいで最高時速を計測し、岩出市出身のレースライダー、津田拓也・一磨兄弟のブースでは、レース用バイクにまたがり、エンジン音を体感。バスケットボールチーム、和歌山トライアンズによるシュート体験、体操の田中3きょうだいの母・誠子さんによる体操教室もあリ、子どもたちが楽しみながら未来のさまざまな選択肢に思いを膨らませた。

両親ときょうだいと5人で来場し、レース用バイクを体験した和歌山市の小学1年生、田中瑛竣君(7)は「エンジン音が大きくてびっくりしたけど、楽しかった」とにっこり。

夢を持って活動する若者たちの活動では、桐蔭中学校科学部がロボットのブースを初出展。来場者は黒い線の上を走るプログラミングの体験や、赤外線でボールを感知するロボットによるサッカーのデモンストレーションを楽しんだ。

部長の3年生、飛田喜紀君(15)は「運動は体格や学年で差があるが、ロボットは努力で差を補って中学生が高校生に勝ったりできるのが魅力」と話した。

和歌山大学ソーラーカープロジェクトも初出展。毎年8月に鈴鹿サーキットで開かれているレースに出場し、4時間耐久クラスで2016年から3年連続で表彰台に立っている。会場ではマシンを展示し、活動を紹介。観光学部2回生の村松さららさん(19)は「新しいマシンを作り、来年は一番レベルが高いクラスに挑戦します」と意気込みを語った。

砂の丸広場には、地元飲食店のグルメブースが並び、ステージには和歌山出身のアーティストが次々登場。MCはお笑いコンビの「すみたに」が務め、夢祭りテーマソングを歌うSAYAKAさん、ご当地アイドルFun×Famらのライブ、モデル・本谷紗己さんらのファッションショーが会場を盛り上げた。

フィナーレには、阪南大学によるプロジェクションマッピングがあり、石垣に和歌山の名所や偉人などの映像が映し出され、来場者はスマートフォンなどを手に見入っていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。