世界の防災を議論 津波の日高校生サミット

木を植える日本の生徒と外国の高校生たち

世界津波の日(5日)を前に日本と世界の高校生が防災について考える「世界津波の日 高校生サミット」が10月31日に始まり、和歌山県和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開会式が行われた。

サミットは自然災害から命を守り、被害を最小限にとどめるためのリーダー育成を目的に創設。一昨年に高知県で、昨年は沖縄県で開かれた。ことしは国内から49校186人、海外からオーストラリアやスリランカなど47カ国・地域の約300人が出席。「災害から命を守る~『稲むらの火』発祥の地、和歌山で濱口梧陵の精神を共に学ぶ~」をテーマに2日間、話し合う。

会場には参加国の国旗が並び、代表の生徒が座った。高校生議長を務める中井充歩さん(日高高3年)と伊森安美さん(串本古座高2年)が「地震に対して何ができるか、何をすべきかを2日間一緒に考えましょう」と開会を宣言。仁坂吉伸知事は「稲むらの火には私たちが災害時にするべき要素が詰まっている。国の将来を担う皆さんが和歌山で津波と地震の対策にふれ、理解を深めてほしい」とあいさつし、28日から行われたスタディツアーに参加した各国の生徒から報告が行われた。

出席者は記念植樹の後、分科会でのディスカッションと発表を通して、地震と津波について考えを深め合った。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。