四十住さん初代女王 スケボー世界選手権

初代女王に輝いた四十住さん

10月31日から2日間にわたり中国・南京で開催されたスケートボード競技パーク種目の世界選手権大会で、岩出市在住の四十住さくらさん(16、県立伊都中央高校2年)が初代女王に輝いた。女性選手では世界で唯一彼女だけが滑れる大技を成功させるなど、2位以下に大差をつけての優勝となった。

競技を統括する国際競技団体「WORLD SKATE」が主催する初の国際大会。世界27カ国から126人(男子78人、女子48人)が出場し、四十住さんは日本代表の一員として臨んだ。

曲面を組み合わせたコースを自らルート構成し、与えられた時間の中で技を繰り出す。その技の難易度や高さ、スピードなどを評価する採点競技で、四十住さんは59・00点を記録し優勝。2位の52・04点を大きく上回る圧倒的な強さを見せた。

競技前の練習では思い通りに滑れず、直前にルートを変更。難しい判断だったが、ミスのない滑りを優先した選択だった。四十住さんは、1本目に57点台の高得点をマーク。難易度を上げて臨んだ残りの3本でさらに高得点をたたき出した。2年かけて習得したオリジナルの大技も成功し「全力を出し切るのが目標だった。うまくいって良かった」と振り返った。

16日には県庁に下宏副知事を訪れ、世界選手権の優勝を報告。「猛練習の成果だと思う。東京五輪を目指してほしい」と激励を受けた。

ことしは日本選手権で「初代日本女王」、アジア大会で金メダルを獲得するなど、数々の目覚ましい成績を残してきた四十住さん。2020年の東京五輪で新種目として採用されるだけに、周囲の期待も膨らむ。「東京五輪に出場し、金メダルを取りたい」。「初代」の称号を得るため全力で目標へと突き進む。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。