塩津の海の恵み堪能 23日牡蠣小屋オープン

はさみで殻を開ける実演をする阿部代表

和歌山県海南市下津町の塩津みなと公園に、養殖の生産現場で新鮮なカキが味わえる店「浜の牡蠣小屋立征(りゅうせい)水産」が23日午前10時にオープンする。17日には、地域住民や行政関係者らを招いたプレオープンセレモニーが開かれ、塩津港湾内で育った、小粒ながら身入りが良く、うま味の強いカキに約20人が舌鼓を打った。

同店は週末の土・日曜と祝日の午前10時から午後3時まで営業し、カキがなくなり次第終了。2年前から養殖を手掛けている立征水産(阿部立利代表)が運営し、ことし7月からは、地域起こし協力隊の井川翔太さん(25)と中江一充さん(43)がスタッフに加わっている。

同店が提供するのは、産卵経験のない「バージンオイスター」で、甘みがある上、殻が硬くなりきっていないため、はさみで簡単に殻を開けられるのが特長。

セレモニーで住民の脇所武夫さんは「おいしいカキの養殖に成功しうれしい。これを機に新しい塩津地区を築きたい」と力を込め、出席者は焼きガキを次々と口に入れて海の恵みを堪能した。

阿部代表(53)は「塩津港は植物プランクトンが川から豊富に流れ込み、カキ養殖に適した漁場。過疎化の進む地区だが、住民と力を合わせてかつてのにぎわいを取り戻したい」と話していた。

蒸しガキ、ガンガン焼きは殻付きで1㌔1800円、生ガキは3個500円。問い合わせは阿部代表(℡090・8834・9189)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。