未来の球児増やせ 県高野連が子ども教室

ゴロ捕球に挑戦する子ども

野球人口の増加を目指し、和歌山県高校野球連盟(花本明会長)は25日、野球教室「ちびっこやきゅうチャレンジ」を和歌山市六十谷の市立和歌山高校グラウンドで開いた。市内8校の高校球児や指導者が4~9歳の子ども約200人に打撃や守備の基本を教え、楽しみながら交流した。

日本高野連などが取り組む「高校野球200年構想」の一環。県高野連は県内4地区でそれぞれ野球人口の拡大に向けた取り組みを進めることにしており、今回の教室は和海地区(和歌山市・海南市)が企画した。

高校球児と子どもたちはティー打撃、ゴロ捕球、ストラックアウト、遠投などを通じて交流。ゴロ捕球では、選手が子どもの前方や左右にテニスボールを転がし、子どもたちは体の横をすり抜けようとするボールにグラブを伸ばし、前方に緩く転がったボールをダッシュしてつかむなど好反応を見せた。選手や指導者は「捕ってから投げるまでが速い」「捕る姿勢が良い」など子どもたちの好プレーをたたえた。

9分割した的にボールを当てる「ストラックアウト」では、的に命中させた子どもたちが歓声を上げ、見守った選手らも大きな拍手を送っていた。

参加した桐蔭高校1年の花田実智成君(16)は、テニスボールの遠投で30㍍以上を記録した子どもがいたことに驚き、「軟球に比べて距離が出にくいテニスボールでそれだけ投げられるのはすごい。プロ野球の話でも盛り上がり、とても楽しかったです」と笑顔。野球経験はほとんどないという市立伏虎義務教育学校1年の男子児童(7)は「高校生のお兄さんに教えてもらったらうまく打てるようになった。野球がしたくなった」と話していた。

「ちびっこやきゅうチャレンジ」は第2回を12月9日に県立和歌山東高校で開き、来年1月20日(会場未定)にも予定されている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。