特殊詐欺防止の広報大使に わんだーらんど

特殊詐欺被害防止広報大使に委嘱された「わんだーらんど」の2人と榎本部長㊨

和歌山県内でも被害が相次ぐ特殊詐欺を撲滅するため、県警は28日、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で県住みます芸人のコンビ「わんだーらんど」を特殊詐欺被害防止広報大使に委嘱した。期間は2年間で、2人はSNSやイベント出演などを通じて県民に被害防止のための情報発信などを行う。

委嘱式は和歌山市の県警本部で行われ、わんだーらんどのまことフィッシングさん、たにさかさんの2人が警察官の制服で出席し、榎本祥一生活安全部長から委嘱状と「特殊詐欺被害防止広報大使」と書かれたタスキが手渡された。

榎本部長は「特殊詐欺の被害に遭わないためのポイントをトークの中に盛り込んで広報してほしい」とあいさつ。わんだーらんどの2人は「オレオレ詐欺などは家族とのコミュニケーション不足が原因だと思う。若い世代にSNSを通じて伝え、そこからおじいちゃん、おばあちゃんなどに広がるようにしたい。怪しい電話や手紙が届いたら家族や警察にすぐに相談してください」と呼び掛けた。

県警生活安全企画課によると、県内の特殊詐欺被害は10月末現在で43件(前年同期比34件減)と件数は減っているが、被害総額は約2億4000万円(同約4550万円増)と昨年を上回っている。最近の手口では、直接家を訪問し、キャッシュカードを偽物とすり替えて現金を抜き取るキャッシュカードすり替え型詐欺が増加しており、同課は「怪しい電話があったら迷わず警察に相談して被害を防いでほしい」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。