しめ縄架け替え完了 宇賀部神社で迎春準備

鳥居にしめ縄を架ける奉賛会の会員ら

和歌山県海南市小野田の宇賀部神社(小野田典生宮司)で2日、年末恒例のしめ縄の架け替え作業が、行われた。氏子らで組織する奉賛会(小野田守成会長)の会員約20人が新しいしめ縄を境内の各所に架け、新年を迎える準備が整えられた。

しめ縄は、押し切りという道具で切りそろえたわらを、たたいたり手でしごいたりして、はかまを取り除く下準備から始め、社殿に架ける太いものは5人がかりで、拝殿を囲む細いものは1人が根気良く編み進めた。大サイズ3本、中サイズ1本の他、末社などにも架けるしめ縄が完成すると、棕櫚(しゅろ)縄を使って各所に設置。会員らは一日がかりの作業を終え、安堵(あんど)の表情を見せていた。

柳谷正儀さん(74)は手にお神酒をつけながら「わらを何度も交互に継ぎ足しながら編むのがこつです」と話し、約4時間にわたって細い縄を丁寧に編んだ。小野田会長は「しめ縄が出来上がった時には達成感があります。これで安心して正月を迎えることができます」と笑顔だった。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。