生き生き野鳥の姿 31日まで楠本君の写真展

さまざまな野鳥の姿を写した写真と

和歌山市立高積中学校1年生の楠本光輝(こうき)君の写真展が31日まで、同市禰宜のケーキサロン・マニエール和佐店で開かれている。楠本君は、日本野鳥の会県支部に所属するほど野鳥好き。母親の影響で小学校4年生の頃から写真を撮るようになり、写真展は昨年に続いて2度目。

中学校に写真部がなく、現在は卓球部に所属。部活のない休みの日にはカメラを手に野鳥の姿を追う。自宅近くの紀伊風土記の丘や和歌浦、加太、貴志川などで撮影。会場には花や木の実をついばむヒヨドリや、魚を捕獲したミサゴなどを写した約60点が並ぶ。最近はシャッター速度や絞りを設定して撮るように。早朝から出掛け、鳴き声を頼りに辛抱強く鳥が姿を現すのを待つこともしばしばという。

展示写真のうち、一番のお気に入りは、和歌山城で写したルリビタキ。石垣の上でトンボをくわえ、飛び立つ瞬間を捉えた。その他、紀伊風土記の丘で、親鳥から餌をもらう愛らしいヤマガラのひなを写した一枚もある。

「じっくり観察していると、しぐさや行動が面白くて新しい発見がある」と楠本君。数羽でぐるぐると水面を回るハシビロガモには「洗濯機みたい」と習性を紹介。「種類やオス・メスによっても、特徴が違う。餌をとる場面とか、あまり目にしないような写真で野鳥の魅力を感じてもらえたら」とにっこり。楠本君が一番好きなのは丸みのあるエナガ。「いつか、エナガのひなが身を寄せ合う『エナガ団子』を撮りたい」と夢を描いている。

26日は休み。午前9時から午後7時まで。問い合わせは同店(℡073・477・3155)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。