サッカーの裾野広げる リーヴォが7校訪問

落ちてくるボールのキャッチに挑戦する子どもたち

関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山の選手たちが、オフシーズンを利用して、子どもたちとのボール遊び教室「バルシューレ」を各地で開き、チームの活動の紹介や地元でのサッカーの裾野拡大に取り組んでいる。18日は和歌山県紀の川市下井阪の市立八王子保育所(稲垣恵美所長)を訪れ、2~5歳児の約40人とふれあった。

リーヴォが毎年のシーズンオフに行っており、ことしは11月6日に雑賀崎幼稚園から始まり、今月26日までに和歌山市と紀の川市の保育所、特別支援学校、小学校7カ所を訪れる予定。

八王子保育所にはチームの主将を務めるMF大北啓介選手(28)ら7選手が訪問。子どもたちは2歳児、年中・年少、年長の順番に選手と交流した。

バルシューレはドイツで開発されたプログラムで、120種類以上の動きやゲームを通じて、子どもの多様な運動能力や自発性、社会性などを養うもの。

2歳児は選手と1対1で向き合い、ボールをパスし合った。年中・年少の子どもたちは、正方形の線の中にいて、線の外側の選手たちが転がす巨大なボールに当たったら線の外に出るルールのゲームに夢中。選手たちは転がす速さやタイミングを変え、子どもたちは予想外の動きに対処しようと一生懸命だった。

ボール遊びでは、少し難しい動きを選手たちが実演して手本を示す場面もあり、上に投げたボールを頭や手などで次々とキャッチする選手たちの姿に、子どもたちからは「すごい」「やってみたい」などの声が上がった。プレーがうまく決まると、選手と子どもたちはハイタッチして笑顔でたたえあっていた。

大北選手は「2歳児と交流する機会は少ないのでとても良かったです。ボールを使ったコミュニケーションを通じて、僕たちやサッカーのことをよく知ってもらえたらと思います」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。