花まとうポートレート 堂谷さん初の個展

「自由な感覚で楽しんで」と堂谷さん

フリーのカメラマンとして活躍する、和歌山県和歌山市出身の堂谷健悟さん(39)の写真展が8日まで、同市満屋のギャラリー&カフェAQUA(アクア)で開かれている。
ふるさとで開く初の個展。堂谷さんは「『きれいだな』『こんなふうに撮れるんだ』など、何か皆さんに伝わるものがあればうれしいです」と話している。
桐蔭高校を卒業後、筑波大学で都市計画・建築を学んだ後、ものづくりを極めたいと多摩美術大学大学院へ。写真家の港千尋さんとの出会いから写真の楽しさを知り、同大学院を修了後、広告写真系のプロダクションで経験を積んだ。2016年からはフリーランスのフォトグラファーとして、東京を拠点に活動している。
今展では、造花とポートレートを融合させた10点を展示。赤や青、黄などの色からイメージを膨らませて洗練された世界をつくり上げ、撮影に使ったフラワーアレンジも併せて紹介している。その他、女性の体のパーツの美しさを際立たせたアートヌードは、肌の質感までもはっきりと描写している。
普段の撮影で心掛けるのは、〝そのものらしさ〟や、〝それっぽさ〟。造花であっても呼吸が感じられたり、それを取り入れた生活の息遣いが感じられたりすることを大切にするという。演出はするものの、その本質を崩さず「リアルでないように演出するけれど、リアルからかけ離れ過ぎると駄目」と堂谷さん。「これからも『さらに上』という思いで、自分が納得できる写真を、生涯をかけて追い求めたいですね」と話している。
午前10時から午後5時まで。問い合わせは同店(℡073・463・4640)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。