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和歌山ニュース 一番早い卒業式 近大付高の353人が門出

一番早い卒業式 近大付高の353人が門出

公開日 2019.01.24

近畿大学付属和歌山高校(和歌山市善明寺、山﨑宏校長)で23日、卒業式が行われ、34期生353人が旅立ちの日を迎えた。

本格的な受験シーズンに入る前に生徒全員が式に参加できるように、同校では毎年1月に行っており、県内の高校では一番早い卒業式。

卒業生全員の名前が呼ばれた後、代表して進藤結理子さん(17)が卒業証書を受け取った。山﨑校長は「自分の力と、内にある素晴らしい可能性を信じ、明るい未来を歩んでほしい」と式辞を述べた。

在校生を代表し、2年生の王宇卉さん(17)が「先輩方は平成の後の新時代にも活躍されることと信じています。思い出を胸に、自分たちも後に続けるように頑張ります」と先輩にエールを送り、卒業生代表の向美保さん(18)は「私たちを支えてくれたのは先生方、家族、仲間たちでした。社会のニーズに応えられる『心ある対応』のできる人材になることを誓います」と答辞を述べた。

式の後は生徒会によるお別れのセレモニーが開かれ、合唱部や吹奏楽部が音楽で門出を祝い、後輩たちが卒業生に花束を手渡していた。