瓶口より大きい梅丸ごと 「てまり結」発売

飾って、飲んで楽しめる「てまり結」

和歌山県海南市藤白の中野BC㈱(中野幸治社長)は1日、瓶口より大きい梅の実が入ったスピリッツ「なでしこのお酒 てまり結(ゆい)」を発売する。果実を瓶の中で育てる技術開発に成功して仕上げた逸品。女性の幸せのシンボルとされる手まりを名に冠し、節目や祝い事の新しい贈り物などとして期待されている。

開発のきっかけは、中野社長が瓶の中にリンゴが入ったフランス産の蒸留酒「ポム・プリゾニエール」を知り、梅でも同じような商品ができないかと思い立ったこと。

高品質の梅栽培で知られるみなべ町の月向農園(月向雅彦園主)に開発を依頼したところ、風により瓶が外れるなどの困難な点を克服し、6年がかりで安定的な生産体制を確立。梅の実入りの瓶に同社独自の「梅スピリッツ」を詰め、商品化を成功させた。

同社の20代女性社員による開発チーム「なでしこ」がパッケージやコンセプトの作成を担当。「中野社長と月向さんの“世にないもの”を生み出したいとの夢がかなった」として、女性の幸せを願う手まりに紡がれた糸が結ばれることと、夢実現のイメージを重ねた。

なでしこのメンバーは「夢とロマンの詰まった『てまり結』を飾って楽しみ、飲む時はロックなどでゆっくりと味わってください」と呼び掛けている。

160㍉㍑2万1600円、340㍉㍑3万2400円(いずれも税込み)で、社内売店「長久庵」、同社オンラインショップ、楽天・ヤフーの自社ショップで販売する。
問い合わせは同社通販部観光課(0120・050・609)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。