一般会計微減164億円 岩出市19年度予算

岩出市は26日、2019年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5100万円(0・3%)減の164億4450万円。財政の健全性を意識しつつ、防災や学力向上などの重点事業に力を入れる編成となっている。特別会計や水道事業会計を含めた全体の予算額は308億40万円で過去最高額。中芝正幸市長は「健全財政を軸とし、引き続き防災や福祉などに力を入れた」と述べた。3月5日開会の市議会に上程する。

【一般会計歳入】
自主財源は前年度比5億9300万円(7・9%)減の69億4100万円。全体に占める割合は42・2%となっている。市税は5000万円(0・9%)増の58億9300万円。基金からの繰り入れ金は5億7400万円(69・5%)減の2億5200万円。依存財源では、地方交付税は2億円(6・2%)増の34億5000万円を見込む。市債は防災行政無線のデジタル化など防災事業の推進により9200万円(11・4%)増の89億6000万円を発行し、19年度末の市債残高は66億4万円を見込んでいる。

【一般会計歳出】
性質別では、義務的経費の扶助費が児童扶養手当や障害者総合支援給付費などの増加により1億6800万円(3・8%)増の46億1100万円、人件費は4100万円(1・7%)減の23億2300万円。投資的経費は、市民プール建設事業や船山地区避難所建設事業の完了などにより2億4800万円(13・3%)減の16億2100万円となっている。

目的別では、防災行政無線のデジタル化などにより総務費が1億6300万円(13・3%)増の13億8700万円、教育費は市民プールの建設など大型事業の完了により4億8300万円(24・9%)減の14億5300万円。

【新規・重点事業】
総合保健福祉センターへの非常用発電機の設置に5915万円、小中学校にデジタル機器を導入する教育情報化推進事業に2206万円、産婦検診や産後ケアなどの育児支援を行う拠点「ぎゅっとふるいわで」の総合保健福祉センターへの開設に1748万円、和歌山バス那賀へのICカードシステム導入経費補助に420万円などとなっている。

19年度から予定していた市内小学校6校と中学校2校の普通教室への空調設置については、18年度の国の補正予算で事業採択されたことを受け、事業費を18年度補正予算案に前倒しで計上した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。