おひなさまコレクション300点 林さん

さまざまな種類のひな人形と共に林さん

和歌山県和歌山市栗栖の林多恵子さん(68)は、「おひなさま」のコレクターとして友人の間ではよく知られた存在。ことしも自宅の玄関やリビングに多種多様な人形を並べ、華やかな桃の節句を迎えた。

室内に並んだ、その数はおよそ300。収集のきっかけは約20年前、めいから、ひな壇飾りを譲り受けたこと。表情の愛らしさに魅了され、以来、旅先などで小さなひな人形を見つけては購入するように。「ご当地のものが特にかわいらしくて。気付けば、こんなにたくさんになっていました。一年ごとに5個ぐらい増えていきます」。

手の平に乗るサイズから、重厚なものまで。紀州びな、木目込み、一刀彫、こけし、貝合わせ、輝く金の人形も。素材も、木や陶器、ガラス、ちりめんなど、さまざま。数あるコレクションの中でも一番のお気に入りは、友人が手作りしてくれた和布の人形という。

「高級なものでなく、手ごろなものがほとんど。見れば、つい欲しくなるんです」とほほ笑む。人形だけでなく、扇子やタペストリー、ポストカード、箸置きや急須に至るまで、ひな人形がデザインされたものは、こまめに収集。この時期だけでなく、端午の節句、クリスマス、正月と、季節ごとに飾り付けを変えて楽しんでいる。

元小学校教諭で、国際交流のボランティアをしていることもあり、来客の日本で暮らす外国人にも好評。すぐに仕舞わず、ひと月ほどは出しておくという。「素材による雰囲気の違いを楽しんでもらえれば。皆さんに見ていただいて、喜んでもらえればうれしい」と話している。

問い合わせは林さん(℡073・471・5722)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。