桃の節句後も華やかに 24日まで粉河雛通り

黒漆のひな壇に並ぶ人形

和歌山県紀の川市のJR粉河駅から粉河寺にかけての粉河とんまか通りを中心に、街をひな人形で彩る恒例のイベント「粉河とんまか雛(ひな)通り」が、桃の節句を過ぎた後も24日まで開かれている。

ひな人形を楽しみながら粉河の街を巡ってもらい、地域活性化につなげようと、地元の女性を中心とする実行委員会(児玉かよ子委員長)が2015年から開いており、ことしで5回目。

通りに面する商店や民家の入り口に、それぞれの家で受け継がれてきたひな人形を設置。合計約2000体にも上り、ひな人形を描いた絵手紙なども展示されている。

同駅前にある築約100年の2階建て古民家・山﨑邸では、地元住民から寄贈された明治~平成のひな人形が1、2階の各部屋に並び、訪れる人を楽しませている。

和歌山市の淡嶋神社から借りた明治26年(1893)制の古今雛(こきびな)や、人形の着物に絹、ひな壇に黒漆を使用した7段飾りなどがあり、実行委員の東美保さん(60)は「女性を中心に多くの方が訪れてくださり、夢中でひな人形を眺める小学生の女の子もいます。伝統家屋にひな人形はよく映えますね」と話している。

期間中は体験教室やコンサートなどのイベントも開催。手すきはがき教室(9日1時半~)、山﨑邸音楽祭(10・17日午後1時~)、着物体験(16日午後1時~、着付け午前11時~)、宮本静さんコンサート(21日午後2時~)などがある。入場料や定員など問い合わせは実行委(℡0736・73・3591)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。