県政担う激戦始まる 14議席が無投票当選へ

出陣式で決意を述べる候補者(和歌山市選挙区)

統一地方選前半戦の和歌山県議選(定数42)が29日、告示され、全14選挙区で計52人が立候補を届け出た(午後2時現在)。本紙エリアでは、和歌山市、海南市・海草郡、岩出市の3選挙区が選挙戦に突入し、紀の川市は無投票で議席が決まる見通し。県都の和歌山市(定数15)は前回を1人上回る3人超過の激戦となり、防災対策やカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非などの政治課題を訴え、4月7日の投開票まで9日間の舌戦を繰り広げる。

全県では、立候補を届け出たのは党派別に、自民党28人、立憲民主党1人、国民民主党2人、公明党3人、共産党6人、日本維新の会1人、無所属11人。現職は36人、元職は1人、新人は15人となっている。

過半数の議席を持つ自民は公認に加えて無所属新人2人を推薦。公明は現職3人の議席確保を図る。民進党の分裂で誕生した立憲民主と国民民主はともに初の県議選。立憲は現職1人が無投票で議席を維持する見通しで、現有1議席の国民は1増を目指す。共産は現有2議席からの上積みを狙い、維新は1議席の確保が焦点となる。

無投票となりそうなのは紀の川市(定数3)、橋本市(3)、有田市(1)、田辺市(3)、新宮市(1)、伊都郡(1)、有田郡(2)の7選挙区。新たに立候補がなければ14議席が決まる。
28日現在の県内の選挙人名簿登録者数は82万364人で、前回選挙の告示前日(2015年4月2日)より7282人減少。本紙エリアの市町は、和歌山市31万1423人(前回比1874人増)、海南市4万4342人(同1249人減)、紀の川市5万3549人(同929人減)、岩出市4万4231人(同2230人増)、紀美野町8066人(同610人減)となっている。

【和歌山市】
現職15人全員が立候補し、元市議の3新人が切り崩しを狙う構図。党派別では、自民6人、国民民主1人、公明3人、共産2人、維新1人、無所属5人(自民推薦1)。
自民は現職6氏の公認に加え、無所属新人1氏を推薦し、県都の議席増も視野に入れる。公明は、前回の得票数トップ3を占めた現職3氏が今回もそろって出馬。国民民主は前回民主党で当選した現職の議席維持を図り、共産は1増の2議席を目指す。維新は、維新の党時代の前回に当選した現職が無所属となったため、改めて1議席確保を図る。無所属には、当選3回以上の地盤を持つベテラン現職が3人いる。
県庁で立候補の届け出を済ませた各候補は、選挙事務所などで出陣式。

前回上位当選の現職は、住民からの相談を基に議会で提案し、条例制定などに結び付けてきたことを語り「一つの声の後ろには、同じように悩んでいる多くの人がいる。皆さんの目の前にある課題を解決していくために議員はいる。皆さんの奉仕人になって全力で頑張る」と決意を述べ、必勝を願う支援者の千羽鶴や声援に送られ、選挙カーで出発した。

【各候補の選挙事務所】

【和歌山市】
新島雄候補=古屋204の1(℡073・488・5127)
林隆一候補=本町2丁目40聖―ソレイユビルB1(℡090・5677・3333)
藤本眞利子候補=杭ノ瀬107の7(℡073・472・6666)
多田純一候補=栗栖36の5(℡073・499・8481)
岩井弘次候補=北島325の38(℡073・455・5634)
森礼子候補=畑屋敷雁木丁37の2マツイビル102号(℡073・426・0017)
山下直也候補=口須佐1の1(℡073・488・6857)
奥村規子候補=善明寺411の4(℡073・455・1772)
宇治田栄蔵候補=小松原通1丁目2の6(℡073・433・3530)
長坂隆司候補=東高松2丁目9の38(℡073・427・0049)
尾﨑太郎候補=舟津町1丁目3の2(℡073・497・8050)
浦口高典候補=堀止西1丁目10の14(℡073・424・4860)
松坂美知子候補=中之島1134 1階(℡073・496・0611)
菅原博之候補=友田町3丁目21(℡073・424・3337)
中拓哉候補=久右衛門丁53(℡073・488・1388)
井出益弘候補=大谷10の1(℡073・488・5933)
浦平美博候補=松江北1丁目1の34(℡073・453・0012)
片桐章浩候補=津秦161の16(℡073・488・3963)

記事元:わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。