熊野古道でフラメンコ撮影 世界発信のPJ

平安衣装で撮影に参加した踊り手たち

全国の名所を舞台に和装でフラメンコを踊り、プロモーションビデオを制作するプロジェクト「日本に恋した、フラメンコ」の撮影が7日、和歌山県那智勝浦町の熊野古道で行われ、大門坂をバックに踊り手30人が華麗に舞った。

プロジェクトは、東京を拠点に活動している日本を代表する男性フラメンコダンサー・永田健さん(45)が、美しい日本の風景や伝統文化とフラメンコを融合させ、双方の魅力を世界に発信しようと発案した。

47都道府県の名所で地元の踊り手が踊る企画で、和歌山の舞台に選ばれたのは熊野古道。和歌山市のラ・ダンサアンダルシア(森久美子代表)と知念響フラメンコスタジオの生徒ら30人が平安衣装を身にまとい、フラメンコの代表曲「セビジャーナス」を踊った。

埼玉県川越市を皮切りに、和歌山での撮影は10番目。ことしの秋ごろまで全国を回り、それぞれ15秒ほどの映像を切り出してリレー形式の動画を完成させ、年内には動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開する予定。

スペインに次ぐ世界2位のフラメンコ人口を誇る日本だが、その一方で新たにフラメンコを始める人が減り、若者離れが進んでいるのが現状。「この動画がフラメンコ業界の活性化につながれば」と永田さん。撮影の様子や今後の予定、参加教室の情報などはプロジェクトのホームページ(http://koi-fla.com)で確認できる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。