和歌山の良さ学生に 県と佛教大が就職協定

協定書を手にする田中学長㊧と仁坂知事

和歌山県は12日、佛教大学(京都市北区)と就職支援協定を締結した。学内で開かれる合同企業説明会に県内企業が参加したり、県内企業の求人情報を学生に提供したりする。県庁知事室で仁坂吉伸知事と田中典彦学長が協定書に調印した。

同大には県内出身者125人が在学。例年県内から30~50人程度が進学しており、田中学長は「学内には学生と教職員でつくる和歌山県人会もある」と紹介。大阪府貝塚市出身で「和歌山は小さい頃からよく来ている。子どもが生まれてからは和歌山城によく花を見に来た」と語り、和歌山との関係の深さを強調した。

仁坂知事は「大変喜んでいる。大学の中で県内企業の情報を提供する機会があると学生に届きやすい」と歓迎し、「和歌山にも雇用は結構あると思う。(都市部との)比較の対象として県内での就職を考えてもらえたら」と県内就職の促進に期待を寄せた。

同大はこれまでに8府県と就職支援協定を締結しており、県労働政策課によると、大学側から県に協定締結の打診があったという。田中学長は調印式後の取材で「学内の県人会が減り続け六つほどになる中、和歌山県人会は強い勢力を保ち年に何回か集まっている。和歌山出身の学生さんに故郷の良さを伝えたい」と話していた。

県は京阪神の私立大学と就職支援協定を締結しており、佛教大で11校目。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。