関西まちづくり奨励賞受賞 市駅前社会実験

表彰を受けた市駅まちづくり実行会議のメンバー(同会議提供)

関西のまちづくりや都市計画の優れた成果を発掘し顕彰する「関西まちづくり賞」の奨励賞に、市駅まちづくり実行会議が実施する和歌山市駅周辺の公共空間活用社会実験「市駅〝グリーングリーン〟プロジェクト」が選ばれた。

同賞は、関西のまちづくりと都市計画の進歩・発展を目的に、故仙石泰輔さん、故田中孝男さんの遺族からの寄付を基金として設けられた顕彰事業。公益社団法人「日本都市計画学会関西支部」が選定、運営する。

同プロジェクトは2014年にスタート。市駅地区商店街連盟、城北地区7自治会、和歌山大学観光学部永瀬研究室で構成。公共空間ににぎわいと潤いを生み出す、人と環境にやさしいまちづくりを目指し、社会実験を重ねてきた。

市駅前通りの一部を歩行者天国化し、芝生広場を設置。駅周辺の地域資源を活用しようと、和歌山城の旧外堀を船が運航する「市堀川クルーズ」、さまざまな体験プログラムを提供する「市駅まちぐるみミュージアム」など、行政の協力を得ながら、商店街や自治会、大学の研究室が一体となってまちづくりを進めている。

このほど大阪市北区の府立中之島図書館で行われた表彰式には、森下幸生さんや永瀬節司准教授ら実行会議のメンバーらが出席。

プレゼンテーションもあり、表彰を受けた永瀬准教授は「共に汗を流してきた市駅前を中心とする地域の方々、代々のゼミ生の頑張りのおかげ。活動はまだまだ道半ばで、受賞を励みに着実に取り組みを発展させていきたい」と思いを新たにしていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。